クロスストラット調整(2020/1029-11/3) [サスペンション]
トレーリングアームの捻じれ対策後、250km程度走行後の状況を確認したら残念なことに再発の兆候あり。対策としてリヤアクスル全体を右に移動してみたので記録する。
1、走行ルート
一泊二日のゴルフで、保土ヶ谷バイパス→東名高速→裾野IC→東名cc→御殿場宿泊→県道337急登坂→芦ノ湖スカイライン→芦ノ湖cc→箱根新道→小田原→西湘バイパス経由で自宅まで約250km。
即ち、足慣らしに必要な条件はほぼ満たしているはず。
以下は、途中での記念写真。
2、走行後の状態
問題の左側。このまま走行を続けたら再発するのは明白に思える。
右側はこんな感じ。
ジャッキアップしているので少し捻じれているように見えるが、こちらは3万キロ程度走行してこの程度。
3、最後の対策手段
この車にはリヤアクスルのセンター決め調整機構があるので、これを5mm程度右に振ってみることにした。
実際にはこんな感じ。
ピットなど無いので、車両下に潜り込んでの実作業は大変だったが何とか完了。
4、左右バランス確認
修正前の写真を撮り忘れたが、修正後のホイールハウスとタイヤの相対位置は以下の通りで、ほぼ中央に設定できた模様。
(ちなみに何故ズレていたかは不明。以前も疑ってはいたが5mm程度のズレは目視では分からず、今回定規を当てて初めて修正作業に踏ん切りがついたもの)
今週末に往復250km程度の走行予定があるので効果確認が楽しみである。
以上。
1、走行ルート
一泊二日のゴルフで、保土ヶ谷バイパス→東名高速→裾野IC→東名cc→御殿場宿泊→県道337急登坂→芦ノ湖スカイライン→芦ノ湖cc→箱根新道→小田原→西湘バイパス経由で自宅まで約250km。
即ち、足慣らしに必要な条件はほぼ満たしているはず。
以下は、途中での記念写真。
2、走行後の状態
問題の左側。このまま走行を続けたら再発するのは明白に思える。
右側はこんな感じ。
ジャッキアップしているので少し捻じれているように見えるが、こちらは3万キロ程度走行してこの程度。
3、最後の対策手段
この車にはリヤアクスルのセンター決め調整機構があるので、これを5mm程度右に振ってみることにした。
実際にはこんな感じ。
ピットなど無いので、車両下に潜り込んでの実作業は大変だったが何とか完了。
4、左右バランス確認
修正前の写真を撮り忘れたが、修正後のホイールハウスとタイヤの相対位置は以下の通りで、ほぼ中央に設定できた模様。
(ちなみに何故ズレていたかは不明。以前も疑ってはいたが5mm程度のズレは目視では分からず、今回定規を当てて初めて修正作業に踏ん切りがついたもの)
今週末に往復250km程度の走行予定があるので効果確認が楽しみである。
以上。
トレーリングアーム傾き修正(2010/10/6-10) [サスペンション]
車高調整用スペーサーを設定してから約1,000km走行時点で、ラバーブッシュの捻じれ再発を発見した。(100km程度走行時点では問題無かったのだが・・・。)
折角の大改修だったが根本解決とはいかなかったようだ。
このままでは「喉に引っ掛かった魚の骨」のごとく、どうにも落ち着かないので対症療法を実施したので記録する。
1、傾き補正用の「くさび状シム」作成。
防錆処理した完成品。
製作過程の1枚。
2、変形したラバーマウント交換。
何故にこんな風になるのか摩訶不思議。
車高調整用に50mmスペーサーが必要なくらい、ボディーが歪んでしまっているのが遠因とは思うのだが・・・。
交換作業は何度もやっているので、随分と手慣れてきた。
3、補正シム設置。
設置部位は微妙な曲面形状をしているので、金床とハンマーで形状合わせしてから仮組。
スプリング台座を組み付けて完成。
4、車両への組付け。
今回は最初からスプリングコンプレッサーを使用したが、小型フロアジャッキと汎用工具だけでの作業なので、何度やっても時間は掛かる。
前回の反省を踏まえ、座り具合を確認しながら慎重に進めた。
5、完成。
対策前の仕様で1000km走行後の姿がこれ!
今回の対策仕様組付け直後の姿がこれ。
今月末に200km程度の遠征計画があるので、どうなるか楽しみである。
願わくば、今回こそは、このままの姿でいて欲しい!
ー以上ー
折角の大改修だったが根本解決とはいかなかったようだ。
このままでは「喉に引っ掛かった魚の骨」のごとく、どうにも落ち着かないので対症療法を実施したので記録する。
1、傾き補正用の「くさび状シム」作成。
防錆処理した完成品。
製作過程の1枚。
2、変形したラバーマウント交換。
何故にこんな風になるのか摩訶不思議。
車高調整用に50mmスペーサーが必要なくらい、ボディーが歪んでしまっているのが遠因とは思うのだが・・・。
交換作業は何度もやっているので、随分と手慣れてきた。
3、補正シム設置。
設置部位は微妙な曲面形状をしているので、金床とハンマーで形状合わせしてから仮組。
スプリング台座を組み付けて完成。
4、車両への組付け。
今回は最初からスプリングコンプレッサーを使用したが、小型フロアジャッキと汎用工具だけでの作業なので、何度やっても時間は掛かる。
前回の反省を踏まえ、座り具合を確認しながら慎重に進めた。
5、完成。
対策前の仕様で1000km走行後の姿がこれ!
今回の対策仕様組付け直後の姿がこれ。
今月末に200km程度の遠征計画があるので、どうなるか楽しみである。
願わくば、今回こそは、このままの姿でいて欲しい!
ー以上ー
リヤ車高調整:仕上げ(2020/6/9) [サスペンション]
車両姿勢は微妙だが暫くこのまま乗ることにしたので最終仕上げを実施した。
1、デフマウントの嵩上げを戻す。
今回のスペーサー追加によりデフマウントは本来位置に戻した。
2、左側の座り改善
スプリング下部のインシュレーターが捻じれていたのを修正した。
<修正前>
<修正後>
車両姿勢がほぼ満足できる状態になったので、気掛りな点を残さないよう決行した。
当初、スプリングコンプレッサーを使えば簡単に補正できると着手したがそれほど甘くは無かった。結局、全分解する羽目になったが、これで不安なく乗れるので文句は無い。
レストア開始当時からの懸案事項が15年振りに解決した。
それにしても、左側=50mm、右側=20mmの尻下がり原因が何なのかは不明のまま。
(ボディーがそれ程まで歪んでいるとは思えないのだが・・・)
以上。
1、デフマウントの嵩上げを戻す。
今回のスペーサー追加によりデフマウントは本来位置に戻した。
2、左側の座り改善
スプリング下部のインシュレーターが捻じれていたのを修正した。
<修正前>
<修正後>
車両姿勢がほぼ満足できる状態になったので、気掛りな点を残さないよう決行した。
当初、スプリングコンプレッサーを使えば簡単に補正できると着手したがそれほど甘くは無かった。結局、全分解する羽目になったが、これで不安なく乗れるので文句は無い。
レストア開始当時からの懸案事項が15年振りに解決した。
それにしても、左側=50mm、右側=20mmの尻下がり原因が何なのかは不明のまま。
(ボディーがそれ程まで歪んでいるとは思えないのだが・・・)
以上。
リヤ車高調整:姿勢確認(2020/6/8) [サスペンション]
リヤ車高調整-右側装着(2020/6/7) [サスペンション]
引き続き右側の設置作業です。
途中までは順調だったが最後の最後にトラブル発生し夜10時まで苦戦することになった。
1、BRKT作成
手持ち材料で部品B固定用BRKTを作成。
使用方法はこんな感じ。
2、部品B設置
まずはシリコンを塗布して
設置済みのBRKTで固定したところ。
3、部品A設置
こちらもシリコンを塗布して組み込んだが、車体側とのクリアランスがほとんど無いため御覧の状況になってしまった。
4、スプリングを載せたトレーリングアーム取り付け
矢印部の嵌合作業が一番の難作業。
専用工具(ガイドコーン)が有ればどうということのない作業だが・・・。
<今回のスペーサーと一緒に製作依頼しておけばと良かったと後悔するも、今更である>
この段階でスプリングの座り具合もチェックした。
5、トラブル発生
やっとの思いでセットアップを終え、M14ネジを締付けている段階で違和感発生。
なんとネジ山が潰れてしまっていた。この瞬間、いわゆる「血の気が引く」感覚を覚えた。
6、対策
暫くは放心状態で、ねじ切直し以外の方策はあり得ないとの結論に至るまで相当の時間を要した。
この状態ならオリジナルサイズの「M14xP1.5」で再生可能と判断したものの、このサイズのダイスは手元に無く、近くのホームセンターに在庫の問合せをしたら開口一番「M12迄しか在りません」とのこと。
ネット購入も検討したが、このまま数日待つのも耐えられないのと、M14サイズになると途端に高価になるのを発見。(このサイズをDIYで使う人は居ないみたいで「本格的工具」の設定しか無いみたいである)
熟慮の結果、この構造ならM12にサイズダウンしても耐えられそうと判断し断行。
一番苦労したΦ12に研削する作業の撮影は失念した。
7、完成
作業を終了したのは22:00過ぎだった。
以上。
途中までは順調だったが最後の最後にトラブル発生し夜10時まで苦戦することになった。
1、BRKT作成
手持ち材料で部品B固定用BRKTを作成。
使用方法はこんな感じ。
2、部品B設置
まずはシリコンを塗布して
設置済みのBRKTで固定したところ。
3、部品A設置
こちらもシリコンを塗布して組み込んだが、車体側とのクリアランスがほとんど無いため御覧の状況になってしまった。
4、スプリングを載せたトレーリングアーム取り付け
矢印部の嵌合作業が一番の難作業。
専用工具(ガイドコーン)が有ればどうということのない作業だが・・・。
<今回のスペーサーと一緒に製作依頼しておけばと良かったと後悔するも、今更である>
この段階でスプリングの座り具合もチェックした。
5、トラブル発生
やっとの思いでセットアップを終え、M14ネジを締付けている段階で違和感発生。
なんとネジ山が潰れてしまっていた。この瞬間、いわゆる「血の気が引く」感覚を覚えた。
6、対策
暫くは放心状態で、ねじ切直し以外の方策はあり得ないとの結論に至るまで相当の時間を要した。
この状態ならオリジナルサイズの「M14xP1.5」で再生可能と判断したものの、このサイズのダイスは手元に無く、近くのホームセンターに在庫の問合せをしたら開口一番「M12迄しか在りません」とのこと。
ネット購入も検討したが、このまま数日待つのも耐えられないのと、M14サイズになると途端に高価になるのを発見。(このサイズをDIYで使う人は居ないみたいで「本格的工具」の設定しか無いみたいである)
熟慮の結果、この構造ならM12にサイズダウンしても耐えられそうと判断し断行。
一番苦労したΦ12に研削する作業の撮影は失念した。
7、完成
作業を終了したのは22:00過ぎだった。
以上。
リヤ車高調整-左側装着(2020/6/6) [サスペンション]
早朝6時から夕方5時までの一日作業で、ようやく左側のみ装着完了。
朝一で塗装を行い、乾燥待ちの間に捻じれていたゴムブッシュを手持ち最後の1セットに交換し、いよいよ実車装着となったのは昼食後。
1、塗装
シャシーブラックを塗装して乾燥中。
2、トレーリングアーム取り外し
専用工具が無いので一番やりたくない作業を実施。
まず、インパクトで分解。何度かやっているので大型レンチは準備済。
3、ゴムブッシュ交換
この作業のためだけに150mmのバイスを調達することも考えたが、適当な設置場所も無いのでこんなもので代用。
結果として作業時間は掛かることになる。
分解してみたら案の定、こんなことになっていた。
新旧比較。手持ち最後の1セットなので良い結果に成ることを切に願うばかり。
分解時の逆手順で組付け。
4、組付け前の記念写真
5、新設スペーサー設置
接着、着座確認、錆発生時の早期発見等々を目的に、敢えて白色シリコンシーラントを塗布してスペーサーを設置。
何せ3.9kgの重量物なので心配していたが、M6キャップボルト3本で仮組できた。
が、あたりは出てないのでシリコンのはみ出しは確認できない。
6、スプリング設置
いざスプリングセットの段階で高さ50mmのスペーサーが邪魔で苦労したものの何とか完成。
手持ちジャッキの最高点まで車体を持ち上げてやっとスプリングが入ったところ。
(作業終了後に気が付いたのだが、スプリングコンプレッサーを使えばもう少し手際よく出来たのかもと思いつつも後の祭り)
7、トレーリングアーム設置
この作業に必要な専用工具(ガイドコーン)が無いので、いつも苦労するところ。
アームは3次元空間で自由に動くので、作業中のスプリングはかなり変形し上下のラバーマウント&インシュレーターにはズレ方向の力が作用する。
組上げてから下側インシュレーターのズレに気が付いたが、やり直す気力が残ってなくこのままとした。
8、作業完了
タイヤ組付け後、車体を降ろし各部の収まり具合を確認したところ問題なし。
姿勢確認は明日の右側作業後に行う予定だが想定通りの仕上がりに成りそうである。
以上。
朝一で塗装を行い、乾燥待ちの間に捻じれていたゴムブッシュを手持ち最後の1セットに交換し、いよいよ実車装着となったのは昼食後。
1、塗装
シャシーブラックを塗装して乾燥中。
2、トレーリングアーム取り外し
専用工具が無いので一番やりたくない作業を実施。
まず、インパクトで分解。何度かやっているので大型レンチは準備済。
3、ゴムブッシュ交換
この作業のためだけに150mmのバイスを調達することも考えたが、適当な設置場所も無いのでこんなもので代用。
結果として作業時間は掛かることになる。
分解してみたら案の定、こんなことになっていた。
新旧比較。手持ち最後の1セットなので良い結果に成ることを切に願うばかり。
分解時の逆手順で組付け。
4、組付け前の記念写真
5、新設スペーサー設置
接着、着座確認、錆発生時の早期発見等々を目的に、敢えて白色シリコンシーラントを塗布してスペーサーを設置。
何せ3.9kgの重量物なので心配していたが、M6キャップボルト3本で仮組できた。
が、あたりは出てないのでシリコンのはみ出しは確認できない。
6、スプリング設置
いざスプリングセットの段階で高さ50mmのスペーサーが邪魔で苦労したものの何とか完成。
手持ちジャッキの最高点まで車体を持ち上げてやっとスプリングが入ったところ。
(作業終了後に気が付いたのだが、スプリングコンプレッサーを使えばもう少し手際よく出来たのかもと思いつつも後の祭り)
7、トレーリングアーム設置
この作業に必要な専用工具(ガイドコーン)が無いので、いつも苦労するところ。
アームは3次元空間で自由に動くので、作業中のスプリングはかなり変形し上下のラバーマウント&インシュレーターにはズレ方向の力が作用する。
組上げてから下側インシュレーターのズレに気が付いたが、やり直す気力が残ってなくこのままとした。
8、作業完了
タイヤ組付け後、車体を降ろし各部の収まり具合を確認したところ問題なし。
姿勢確認は明日の右側作業後に行う予定だが想定通りの仕上がりに成りそうである。
以上。
リヤ車高調整-部品完成(2020/6/5) [サスペンション]
ついに完成品が届いた。
見事な出来栄えだが鉄鋼製の製品はとにかく「重い」というのが素直な感想である。
素材は揃った。この先、実車装着に心が弾む。
1、完成品
ワンオフ品の手触りは格別で、カスタムバイク以来である。
2、仮組み
ラバーマウントを載せてみたが問題なし。
3、車両側とのフィッティング
一番の懸念点だったところはやはり追加工が必要だった。
図面を起こす時点で気の利いた測定器など無かったので感覚勝負だったが、もう少しマージンを取っておけば良かったと反省。
最初はエアーグラインダーで削り始めたが、エアーコンプレッサーが非力なため連続作業ができない。
やむを得ずディスクグラインダーでの荒療治となった。
4、錆止め処理
手前に見える砥石の減り具合が苦戦状況を示している。
5、重量測定
最後に重量測定して本日の作業終了。
以上。
見事な出来栄えだが鉄鋼製の製品はとにかく「重い」というのが素直な感想である。
素材は揃った。この先、実車装着に心が弾む。
1、完成品
ワンオフ品の手触りは格別で、カスタムバイク以来である。
2、仮組み
ラバーマウントを載せてみたが問題なし。
3、車両側とのフィッティング
一番の懸念点だったところはやはり追加工が必要だった。
図面を起こす時点で気の利いた測定器など無かったので感覚勝負だったが、もう少しマージンを取っておけば良かったと反省。
最初はエアーグラインダーで削り始めたが、エアーコンプレッサーが非力なため連続作業ができない。
やむを得ずディスクグラインダーでの荒療治となった。
4、錆止め処理
手前に見える砥石の減り具合が苦戦状況を示している。
5、重量測定
最後に重量測定して本日の作業終了。
以上。
リヤ車高調整-加工図&設備(2020/5/28) [サスペンション]
使用する設備を見せてもらった。俗に言うNCマシンである。
昔の旋盤をイメージしていたのでビックリ。
これでは「手加減」が利かないので、材料選定や細部加工形状、寸法次第で製作費が大きく変化するのも納得。
提案戴いた加工図は添付のとおり。加工性を優先させたので、あとは現物合わせの手加工を加えてフィッティングする予定。
1、使用する設備
此れではプログラムを組んで材料をセットしてカバーを閉じたら手出しができない。
2、加工図面
プログラムを組むための仮想ポイントが指示してあり仕様提示図面との違いは歴然。検証するのに若干の時間を要した。(笑)
因みにこの段階ではAL材からS45C材への変更や、加工時間削減などの原価低減スペックに変更してある。
完成品を見るのが楽しみである。
昔の旋盤をイメージしていたのでビックリ。
これでは「手加減」が利かないので、材料選定や細部加工形状、寸法次第で製作費が大きく変化するのも納得。
提案戴いた加工図は添付のとおり。加工性を優先させたので、あとは現物合わせの手加工を加えてフィッティングする予定。
1、使用する設備
此れではプログラムを組んで材料をセットしてカバーを閉じたら手出しができない。
2、加工図面
プログラムを組むための仮想ポイントが指示してあり仕様提示図面との違いは歴然。検証するのに若干の時間を要した。(笑)
因みにこの段階ではAL材からS45C材への変更や、加工時間削減などの原価低減スペックに変更してある。
完成品を見るのが楽しみである。
リヤ車高調整-スペーサー発注(2020/5/13~5/23) [サスペンション]
車高調整後に箱根峠まで往復したら、案の定、各部が馴染んで尻下がりになってしまったので対応策としてスペーサーを特注することにした。
1、箱根峠まで150km走行
久し振りにホームコースまで足を延ばした。
いつもはこんな風に富士山が綺麗に見えるのだが、
当日はこんな感じだった。
帰宅して給油したところで尻下がり再発を確認。
2、対策用スペーサー図面作成
このままでは流石に運転しにくいのでワンオフのスペーサーを制作することにした。
最初はアルミ棒からの削りだしを想定していたが、材料費だけで高額になることが分かったので、汎用材料であるS45Cに変更した。
<当初作成図>
<材料変更版>
完成品を見るのが楽しみである。
以上。
1、箱根峠まで150km走行
久し振りにホームコースまで足を延ばした。
いつもはこんな風に富士山が綺麗に見えるのだが、
当日はこんな感じだった。
帰宅して給油したところで尻下がり再発を確認。
2、対策用スペーサー図面作成
このままでは流石に運転しにくいのでワンオフのスペーサーを制作することにした。
最初はアルミ棒からの削りだしを想定していたが、材料費だけで高額になることが分かったので、汎用材料であるS45Cに変更した。
<当初作成図>
<材料変更版>
完成品を見るのが楽しみである。
以上。
リヤ車高調整(2020/4/30~5/3) [サスペンション]
正月明けに着手したリヤ車高調整が完結したので記録する。
1、事の発端
正月明け早々にスラストロッドのブッシュ歪み再発を発見。
原因は車高修正のために追加してある自作スペーサーが悪さをしていると推定される。
致命的な不具合は出ないが気分が良くないので対応策を検討中に,ポリスカー用のハードスプリングがオプション設定してあるのを発見。
ダメもとで現地本社に確認してもらったら3月末納期で対応可能との回答あり。50年前のオプション部品が供給されることに感激したものの、一本の価格が4万円弱とかなり割高。
・・・必須投資では無いことは分りつつも自己満足のために発注してしまった。
2、スプリングが届かない。
3月末納入予定だったスプリングだが4月1日に代理店から連絡あり、未だ出荷予定日が判らないとの事。
「遅れ理由はコロナ騒動ですか?」との問いに、「ベンツは通常でもこんなもんです!」とのこと。
もし工場閉鎖で製造できないんだとしたらいつになることやらーーーー!? と思いつつさらに2週間待ったが現地からの回答が得られないとのことなので流石にキャンセル対応となった。
3、自作スペーサーを取り外す。
歪みが気になって夜も眠れない(笑)ので取敢えず下側の自作スペーサーを取り外して、
アッパー側のラバーマウントにスペーサーを追加することにした。
この方法は当初の対応時にも候補になっていたが車体側のロケート高が不足してズレが心配なため見送った経緯がある。
しかし二次不具合が発生している今となって再度トライアルしてみることにした。
仮組した時点では上手くいきそうな雰囲気だったが
実際に組上げようとすると、その作業工程上で、どうしても下記写真のような状態になり、ロケートガイドより厚いラバーマウントのはみ出した部分が捩れてしまうことが発覚した。
流石にこの状況は許容できないので、追加スペーサーはギリギリOKとなる1枚のみにして組上げた。
組上げた状態では当然ながら尻下がりになってしまったので2ヶ所の調整をするに先立ち、現在の車高が分かるようにサイドモールの地上高を記録した。
4、車高調整ーその1
最初に実施したのはリヤのキャンバー調整ができるコンペンセーティングスプリングにワーッシャーを追加。
既に1枚追加してあるので、当該部の噛み合いネジ山数を考慮すると追加できるのは1枚が限度。それでもかなり綱渡り状態だが構造的には外れなければOKと判断して決行した。
組上げた状態は以下の通りで車高は5㎜程度上がったがまだ不十分。
リヤアクスルチューブの傾きをみても、まだネガティブキャンバーが残っているのが分かる。
5、車高調整ーその2
次に実施したのはデフマウントを持ち上げてネガティブキャンバーを少しでも改善する手法で、結果として車高も上がるはず。
この手法も以前トライ済で、装着するスペーサーも保管してあったので作業は簡単に終了した。
結果は以下の通りで、車高はさらに5mm程度上がった。
アクスルチューブもほぼ水平になったような気がする。
6、残作業
この状態で各部を馴染ませ、問題発生無き事を確認後、歪んだままのスラストロッドブッシュを交換して完了とする予定。
以上。
1、事の発端
正月明け早々にスラストロッドのブッシュ歪み再発を発見。
原因は車高修正のために追加してある自作スペーサーが悪さをしていると推定される。
致命的な不具合は出ないが気分が良くないので対応策を検討中に,ポリスカー用のハードスプリングがオプション設定してあるのを発見。
ダメもとで現地本社に確認してもらったら3月末納期で対応可能との回答あり。50年前のオプション部品が供給されることに感激したものの、一本の価格が4万円弱とかなり割高。
・・・必須投資では無いことは分りつつも自己満足のために発注してしまった。
2、スプリングが届かない。
3月末納入予定だったスプリングだが4月1日に代理店から連絡あり、未だ出荷予定日が判らないとの事。
「遅れ理由はコロナ騒動ですか?」との問いに、「ベンツは通常でもこんなもんです!」とのこと。
もし工場閉鎖で製造できないんだとしたらいつになることやらーーーー!? と思いつつさらに2週間待ったが現地からの回答が得られないとのことなので流石にキャンセル対応となった。
3、自作スペーサーを取り外す。
歪みが気になって夜も眠れない(笑)ので取敢えず下側の自作スペーサーを取り外して、
アッパー側のラバーマウントにスペーサーを追加することにした。
この方法は当初の対応時にも候補になっていたが車体側のロケート高が不足してズレが心配なため見送った経緯がある。
しかし二次不具合が発生している今となって再度トライアルしてみることにした。
仮組した時点では上手くいきそうな雰囲気だったが
実際に組上げようとすると、その作業工程上で、どうしても下記写真のような状態になり、ロケートガイドより厚いラバーマウントのはみ出した部分が捩れてしまうことが発覚した。
流石にこの状況は許容できないので、追加スペーサーはギリギリOKとなる1枚のみにして組上げた。
組上げた状態では当然ながら尻下がりになってしまったので2ヶ所の調整をするに先立ち、現在の車高が分かるようにサイドモールの地上高を記録した。
4、車高調整ーその1
最初に実施したのはリヤのキャンバー調整ができるコンペンセーティングスプリングにワーッシャーを追加。
既に1枚追加してあるので、当該部の噛み合いネジ山数を考慮すると追加できるのは1枚が限度。それでもかなり綱渡り状態だが構造的には外れなければOKと判断して決行した。
組上げた状態は以下の通りで車高は5㎜程度上がったがまだ不十分。
リヤアクスルチューブの傾きをみても、まだネガティブキャンバーが残っているのが分かる。
5、車高調整ーその2
次に実施したのはデフマウントを持ち上げてネガティブキャンバーを少しでも改善する手法で、結果として車高も上がるはず。
この手法も以前トライ済で、装着するスペーサーも保管してあったので作業は簡単に終了した。
結果は以下の通りで、車高はさらに5mm程度上がった。
アクスルチューブもほぼ水平になったような気がする。
6、残作業
この状態で各部を馴染ませ、問題発生無き事を確認後、歪んだままのスラストロッドブッシュを交換して完了とする予定。
以上。