ファンシュラウド追加ーその2(2022/6/12~) [冷却系]
以下、現物合わせの車両設置と各部隙間埋めの記録です。
1,シュラウドの保持方法
右側は既存のネジ穴が使えたので機械的に固定できたが、ファンブレードとの干渉を避ける位置ではかなり大きな隙間が発生。
左側は適当なビス止め場所が無いのでシリコンシーラントで接着した。
(このシーラントの接着力は軽量物の保持には充分使えるので重宝している)
2,風漏れ対策
折角のシュラウド設置も隙間が在っては台無しなので、トコトンやった。
まず、インレット部はアルミ板でカバーを作成してシリコンシーラントで接着。
続いて右側の大きな解放部には耐熱ラバーを当てて、同じくシーラントで接着。
<施工前>
<施工後>
更に、ATFコネクタ部&アウトレット部も同じ手法で施工。
<施工前>
車載前に行った逃げ加工はかなりズレていた。ので、この状態で追加工することになったが、車両下に潜り込んでの作業なので苦労した。
<施工後>
3,仕上げ
ラジエーター本体を15mm程度、前方に動かしたので見た目の印象も随分変わった。
その後、冷却水、エンジンオイル、ATFを補充して、緊張のエンジン始動。
いきなり異音が出ることも無く一安心したが、矢張りパワステプーリーとの隙間は確保できて無かった。目視確認では紙一枚程度の隙間があるように見えたし、万一当たっていても円周部同士なので実害は無いと判断していたが、実際には写真の通りだった。
4,効果確認
その後、ゴルフ行にて250kmほど走行したが、矢張り安心感が増して快適だった。
クーラーONのままでのアイドリングでも水温上昇は以下の通り。ただしクーラーの効きが悪くなるので電動ファンはLOWにて作動。
以上。
1,シュラウドの保持方法
右側は既存のネジ穴が使えたので機械的に固定できたが、ファンブレードとの干渉を避ける位置ではかなり大きな隙間が発生。
左側は適当なビス止め場所が無いのでシリコンシーラントで接着した。
(このシーラントの接着力は軽量物の保持には充分使えるので重宝している)
2,風漏れ対策
折角のシュラウド設置も隙間が在っては台無しなので、トコトンやった。
まず、インレット部はアルミ板でカバーを作成してシリコンシーラントで接着。
続いて右側の大きな解放部には耐熱ラバーを当てて、同じくシーラントで接着。
<施工前>
<施工後>
更に、ATFコネクタ部&アウトレット部も同じ手法で施工。
<施工前>
車載前に行った逃げ加工はかなりズレていた。ので、この状態で追加工することになったが、車両下に潜り込んでの作業なので苦労した。
<施工後>
3,仕上げ
ラジエーター本体を15mm程度、前方に動かしたので見た目の印象も随分変わった。
その後、冷却水、エンジンオイル、ATFを補充して、緊張のエンジン始動。
いきなり異音が出ることも無く一安心したが、矢張りパワステプーリーとの隙間は確保できて無かった。目視確認では紙一枚程度の隙間があるように見えたし、万一当たっていても円周部同士なので実害は無いと判断していたが、実際には写真の通りだった。
4,効果確認
その後、ゴルフ行にて250kmほど走行したが、矢張り安心感が増して快適だった。
クーラーONのままでのアイドリングでも水温上昇は以下の通り。ただしクーラーの効きが悪くなるので電動ファンはLOWにて作動。
以上。
ファンシュラウド追加ーその1(2022/6/12~) [冷却系]
足掛け5日間の、ファンシュラウド追加作業を記録する。
1,背景
この車は何らかの理由で入手当初からファンシュラウドが付いて無かったが、通常走行中は特段の問題も無かったので放っておいた。
しかし、箱根登坂等の連続高負荷低速走行や、炎天下の渋滞等、走行風が不足すると水温が上昇してしまうので、電動押し込みファンを強化する等の対策を行ってきた経緯がある。
ただ、強化した電動ファンをフル作動させれば水温は下がるものの、バッテリ電圧が11ボルト程度まで下がってしまい、今度はバッテリー上がりが心配になる。(昔のオルターネーターは低回転での発電量が殆ど期待できないため)
それを回避するための頻繁なスイッチ操作やアクセルペダル操作が面倒になってきたので、本来のあるべき姿にする決心をした次第。
2,調達品
ファン径が同じΦ460で、外観的にも何とかなりそうなW124用の中古品をヤフオクで調達。
3,ラジエーター前方移動
この車、PSポンプ先端とラジエーターとの間隔が殆ど無く、シュラウドを設置するのが無理そうなのでラジエーターを15mm程度前方に移動することにした。
移動方法は以下の通りでかなり強引な方法になった。
該当場所は以下の写真に示す。
まず、既存の受けホルダー的なものを平らにして、
L型のアングル材でガイドを作成するつもりだったが、手持ち在庫品が見つからないのでボルト、ナットで急場しのぎをした。(恐らく、この先もこのままだと思う)
相手のラバーマウントにSUS板のガードを貼り付けて準備完了。
4,シュラウドの加工
PSポンプとのクリアランス確保部位、ならびにラジエーター本体と干渉するところをカットして(黄枠)、保持に使えそうなところにサブブラケットを追加して(赤枠)
仮組状態で埋めるべき隙間を確認して、
試行錯誤しながら車両に載せてみたのが以下の写真。
この後、ファンブレードその他との干渉部位を修正しつつ、シュラウドの保持方法を現物合わせで詰めていくことになる。
この時点で二日目の夕方を過ぎていた。
ー続くー
1,背景
この車は何らかの理由で入手当初からファンシュラウドが付いて無かったが、通常走行中は特段の問題も無かったので放っておいた。
しかし、箱根登坂等の連続高負荷低速走行や、炎天下の渋滞等、走行風が不足すると水温が上昇してしまうので、電動押し込みファンを強化する等の対策を行ってきた経緯がある。
ただ、強化した電動ファンをフル作動させれば水温は下がるものの、バッテリ電圧が11ボルト程度まで下がってしまい、今度はバッテリー上がりが心配になる。(昔のオルターネーターは低回転での発電量が殆ど期待できないため)
それを回避するための頻繁なスイッチ操作やアクセルペダル操作が面倒になってきたので、本来のあるべき姿にする決心をした次第。
2,調達品
ファン径が同じΦ460で、外観的にも何とかなりそうなW124用の中古品をヤフオクで調達。
3,ラジエーター前方移動
この車、PSポンプ先端とラジエーターとの間隔が殆ど無く、シュラウドを設置するのが無理そうなのでラジエーターを15mm程度前方に移動することにした。
移動方法は以下の通りでかなり強引な方法になった。
該当場所は以下の写真に示す。
まず、既存の受けホルダー的なものを平らにして、
L型のアングル材でガイドを作成するつもりだったが、手持ち在庫品が見つからないのでボルト、ナットで急場しのぎをした。(恐らく、この先もこのままだと思う)
相手のラバーマウントにSUS板のガードを貼り付けて準備完了。
4,シュラウドの加工
PSポンプとのクリアランス確保部位、ならびにラジエーター本体と干渉するところをカットして(黄枠)、保持に使えそうなところにサブブラケットを追加して(赤枠)
仮組状態で埋めるべき隙間を確認して、
試行錯誤しながら車両に載せてみたのが以下の写真。
この後、ファンブレードその他との干渉部位を修正しつつ、シュラウドの保持方法を現物合わせで詰めていくことになる。
この時点で二日目の夕方を過ぎていた。
ー続くー