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スピードメーターケーブル修理(2022/7/10-12) [計器関係]

スピードメーターの針振れが酷くなってきた。
原因がケーブルの劣化なのは判っていて、新品に交換しようとebayで調達したが仕様違いでどうにもならず、放っておいた経緯がある。
(11年前当時の記録は下記URL参照)
https://nob-hiro.blog.ss-blog.jp/2015-10-28-1

1,修理決意の背景
当時は直したいところが沢山あったし、マイル表示のメーターは殆ど見ることも無かったので放っておいたが、最近、キロメートル表示にしたタイミングに合わせて修理することにした。
<当時の調達品>
0Cspeedmeter20cable.jpg
<現車の形状>
1Cspeedmeter20cable (2).jpg

2,改修作業
メインは新規調達品を使い、長さ不足分と嵌合部形状違い部分を現車のものに入れ替えることにした。
当初、接合部は溶接の計画だったが代用品でトライした結果、Φ3程度の細線の突き合わせ溶接などは所詮素人には無理だった。
なので、真鍮製の筒状品をガイドにして半田付けすることで対応した。
<完成品>
赤丸部が繋ぎ目。その右側150mm程度が長さ不足分。
1G20220711163857.jpg
<配線端子製のガイド>
このフレキケーブルは3層構造なので、最外部を剥がすことで写真のように上手い具合にロケート出来た。
2G20220710165836.jpg
<半田付け>
外力は捻じれだけなので、これで問題ないはず。
2G20220711164039.jpg

3,暫定処置部の改修
・被覆剥がれ部の修繕はコルゲートチューブ内に液体パッキンを注入して完成。
3G20220711172303.jpg

・ケーブル差し込み部の割れは金属セメントで補修。
4G20220712082237.jpg
4IMG_7658.JPG

・最後にオイル滲み対策をして完成。
40IMG_7673.JPG

4,効果確認
走り出しから30km/h程度の低速域でバタついていた針が普通に動くようになった。万歳。
(残念だがバタつき状況は記録するのを失念した)


=所感=
旧車にとっては普通に動くことが感慨深い。また愛着が増した!

PS.
因みに、過日の朝霧高原ドライブ時に新メーターの表示精度確認を行った結果、メーター表示が100km/hの時、実速度は106km/hだった。
通常の車と真逆の表示なのでスピード違反には注意が必要だ。

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