始動回路改修(2023/11/17) [燃料系]
ここ数日の気温急低下で、コールドスタートに気を遣うようになってきたこの機会に、これ迄色々と対策してきた改修概要を記録することにした。
1,回路図
適当ではあるが自分が判れば良いので、記憶が残っているうちに回路図を作成してみた。
ポイントはコールドスタートバルブ作動を自分の意志で操作できるようにすること。
(昔風に云えば、オートチョークからマニュアルチョークに変更したことになる)
2,実車の配置
操作系は左手で届く場所に設置した。
旧車の泣き所であるハーネス類のトラブル回避のため、リレーを利用した新経路を新設した。
<所感>
結果、スターターを回しただけでは絶対に始動しないので盗難防止にもなるのかも!(笑)
ー以上ー
1,回路図
適当ではあるが自分が判れば良いので、記憶が残っているうちに回路図を作成してみた。
ポイントはコールドスタートバルブ作動を自分の意志で操作できるようにすること。
(昔風に云えば、オートチョークからマニュアルチョークに変更したことになる)
2,実車の配置
操作系は左手で届く場所に設置した。
旧車の泣き所であるハーネス類のトラブル回避のため、リレーを利用した新経路を新設した。
<所感>
結果、スターターを回しただけでは絶対に始動しないので盗難防止にもなるのかも!(笑)
ー以上ー
スロットルリンク調整(2023/4/16) [燃料系]
日常点検で見つけた不具合対策の記録です。
1,不具合現象
エキマニの間から出ているプッシュロッドが曲がっているのを発見。
2,ネジ部短縮(切断)
目視確認にて当該ロッドが長すぎるのが原因と判断。
ネジ調整代の範囲では不足したため、10mm程度切断して仮組しようとしたら通り道のエキマニに干渉して成立せず。
3,整備マニュアルチェック
以前ATF漏れ対策の際に見たことのある「リンケージの構成」を再確認したところ、アクセルペダルが全開ストッパー(実際にはキックダウンスイッチ)に当たる前に、スロットルバルブの全開ストッパーが当たる為、そのストローク差分がリンク全体のストレスになっていることが分かった。
結果、一番弱い当該部が変形してしまったらしい。
4,対策
キックダウンスイッチの位置調整では対応しきれなかったので、スロットルペダルとスイッチの間に13mmのスペーサーを設置して
ロッド長を再延長して
組上げたのが以下の状態。黄色丸内のクランクが不自然な位置にあるが、入力方向からみて問題無しと判断して一件落着。
<所感>
キックダウンスイッチを作動させるまで踏み込むことは滅多に無かったので、この程度の曲がりで済んでいたが、もし頻繁に踏み込んでいたら疲労破壊も有り得たと思うとゾッとする。
乗り始めてから18年目の出来事でした。
以上。
1,不具合現象
エキマニの間から出ているプッシュロッドが曲がっているのを発見。
2,ネジ部短縮(切断)
目視確認にて当該ロッドが長すぎるのが原因と判断。
ネジ調整代の範囲では不足したため、10mm程度切断して仮組しようとしたら通り道のエキマニに干渉して成立せず。
3,整備マニュアルチェック
以前ATF漏れ対策の際に見たことのある「リンケージの構成」を再確認したところ、アクセルペダルが全開ストッパー(実際にはキックダウンスイッチ)に当たる前に、スロットルバルブの全開ストッパーが当たる為、そのストローク差分がリンク全体のストレスになっていることが分かった。
結果、一番弱い当該部が変形してしまったらしい。
4,対策
キックダウンスイッチの位置調整では対応しきれなかったので、スロットルペダルとスイッチの間に13mmのスペーサーを設置して
ロッド長を再延長して
組上げたのが以下の状態。黄色丸内のクランクが不自然な位置にあるが、入力方向からみて問題無しと判断して一件落着。
<所感>
キックダウンスイッチを作動させるまで踏み込むことは滅多に無かったので、この程度の曲がりで済んでいたが、もし頻繁に踏み込んでいたら疲労破壊も有り得たと思うとゾッとする。
乗り始めてから18年目の出来事でした。
以上。
燃焼室の様子(2021/5/23) [燃料系]
今秋の車検を前に、かねてより気になっていた燃焼室の様子を確認したので記録する。
(車検対策用2次空気システムを設置済なので、車検を通すのは問題ないと思うのだが・・・)
1,ファイバースコープ調達
燃焼室を覗くためのファイバースコープを探していたら、最近はUSBカメラで代用しているらしいことが分かった。今回調達したのは下記写真の物。中国製なので最悪使えないことも覚悟していたが案の定、添付の推奨アプリが動かず代替できるフリーソフトを探すのに苦労した。
2,覗いてビックリ
想定をはるかに超える堆積量に驚愕。
#2cylはこんなものかというレベルだったが・・・
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
他のcylはとんでもないことになっていた。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
3,考えられる原因
堆積量が多いのは空燃比が濃いので仕方ないとして、この模様は何なのかを考えてみた。
実はこの確認をする前にFUEL-1を投入して箱根峠まで150km程度走行していたので、その効果が出始めているのでは・・・!と超ポジティブに思うことにした。
使用したのはこれ!
ならば、使い続けることで今秋までにはスッキリするのでは!?と調達したのがこれ。
次回長距走行後の再確認が楽しみである。
(・・・が、コロナ禍で走行頻度激減中)
以上。
(車検対策用2次空気システムを設置済なので、車検を通すのは問題ないと思うのだが・・・)
1,ファイバースコープ調達
燃焼室を覗くためのファイバースコープを探していたら、最近はUSBカメラで代用しているらしいことが分かった。今回調達したのは下記写真の物。中国製なので最悪使えないことも覚悟していたが案の定、添付の推奨アプリが動かず代替できるフリーソフトを探すのに苦労した。
2,覗いてビックリ
想定をはるかに超える堆積量に驚愕。
#2cylはこんなものかというレベルだったが・・・
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
他のcylはとんでもないことになっていた。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
3,考えられる原因
堆積量が多いのは空燃比が濃いので仕方ないとして、この模様は何なのかを考えてみた。
実はこの確認をする前にFUEL-1を投入して箱根峠まで150km程度走行していたので、その効果が出始めているのでは・・・!と超ポジティブに思うことにした。
使用したのはこれ!
ならば、使い続けることで今秋までにはスッキリするのでは!?と調達したのがこれ。
次回長距走行後の再確認が楽しみである。
(・・・が、コロナ禍で走行頻度激減中)
以上。
デポジット除去剤投入(2018/12/27) [燃料系]
カーボン除去剤投入(2018/3/14) [燃料系]
ネットを見ていてHKSのカーボン除去剤の評判が良さそうなので使ってみたいと思っていた。
たまたまゴルフで往復250km走行する機会があったので試してみることにし、近くのイエローハットで探したが該当品は無く、在庫していたのは写真の品1490円。
<KUREの商品>
説明書には50~70リッターに1本投入とある。タンクには75L程度入っていたので少し希釈気味になるがしょうがないので1本投入後、磯子ICから首都高速に入り、湾岸線経由、葛西JC、小菅JC、常磐道流山ICまで、平均3,000rpm位で走行できたのでカーボン除去効果を出すための条件としては良いほうだと思う。
<結果>
燃焼室の中が見れないので効果の程は不明だが、帰宅後とりあえずアイドル調整ネジを「5クリック」薄くしてみたところ一応回っている。残りの燃料を使い切ったところでプラグの様子をチェックしてみようと思う。
以上。
たまたまゴルフで往復250km走行する機会があったので試してみることにし、近くのイエローハットで探したが該当品は無く、在庫していたのは写真の品1490円。
<KUREの商品>
説明書には50~70リッターに1本投入とある。タンクには75L程度入っていたので少し希釈気味になるがしょうがないので1本投入後、磯子ICから首都高速に入り、湾岸線経由、葛西JC、小菅JC、常磐道流山ICまで、平均3,000rpm位で走行できたのでカーボン除去効果を出すための条件としては良いほうだと思う。
<結果>
燃焼室の中が見れないので効果の程は不明だが、帰宅後とりあえずアイドル調整ネジを「5クリック」薄くしてみたところ一応回っている。残りの燃料を使い切ったところでプラグの様子をチェックしてみようと思う。
以上。
Fuel cut システム設置(2017/1/5) [燃料系]
この車が発売された1971年頃には排気ガス規制が始まっていたので、当然ながら我が愛車にも初期の排気対策システムが装着されている。
その一つがFuel cutシステムであるが、旨く作動しないため頻繁にエンストするため回路を殺していた。
その後10年掛けて殆どのところに手を入れた現時点で、車両全体が落ち着いてきたら燃費が気になるようになってきたため復活させることにした。
エンスト原因が「エンジン回転数を検知するモジュール」が旨く作動しなかったことなのは分っていたので、これをマニュアルスイッチで代用することで対策しようとする構想である。
<回路図>
オリジナルは、下図に示すマニュアルSWのところが、エンジン回転数、水温、ミッション位置、等々の信号でコントロールされていたのだが、これを自分でコントロールしようとするもの。
一見操作が難しそうだが、実際に作動させるのは長い下り坂など、明らかに無駄な燃料を噴射している時に限るのでそれほど難しいことでも無い。
<Fuel cut 用ソレノイド弁>
燃料噴射ポンプの後方に設置されている矢印で示すもの。
<アイドルSW>
<マニュアルSW、インジケーター>
黄色の円内がマニュアルSW :左手を伸ばしたら自然に届くところに設置。
白色の円内がインジケーター :少し見難いが加工しないで置けるところに設置。
燃費改善効果がどのくらい出るか楽しみである。
以上。
その一つがFuel cutシステムであるが、旨く作動しないため頻繁にエンストするため回路を殺していた。
その後10年掛けて殆どのところに手を入れた現時点で、車両全体が落ち着いてきたら燃費が気になるようになってきたため復活させることにした。
エンスト原因が「エンジン回転数を検知するモジュール」が旨く作動しなかったことなのは分っていたので、これをマニュアルスイッチで代用することで対策しようとする構想である。
<回路図>
オリジナルは、下図に示すマニュアルSWのところが、エンジン回転数、水温、ミッション位置、等々の信号でコントロールされていたのだが、これを自分でコントロールしようとするもの。
一見操作が難しそうだが、実際に作動させるのは長い下り坂など、明らかに無駄な燃料を噴射している時に限るのでそれほど難しいことでも無い。
<Fuel cut 用ソレノイド弁>
燃料噴射ポンプの後方に設置されている矢印で示すもの。
<アイドルSW>
<マニュアルSW、インジケーター>
黄色の円内がマニュアルSW :左手を伸ばしたら自然に届くところに設置。
白色の円内がインジケーター :少し見難いが加工しないで置けるところに設置。
燃費改善効果がどのくらい出るか楽しみである。
以上。
燃費対策(2014/7/15) [燃料系]
インジェクター交換(2014/5/24) [燃料系]
燃料ポンプ交換(2010/9/23) [燃料系]
ここ数回は近況記録が続いたが、所期目的のレストア記録を続けることにする。
今回は海外から取り寄せた燃料ポンプとブレーキタンクの交換である。
両方とも特段の不具合は無かったが、今後長期間保有することを考えて、部品が入手できるうちに交換しておこうと考えた次第。
1)交換前
燃料ホースは交換済み。インレット側の12Φホースは入手できなかったのでエアコン用ホースを流用している。
2)作業中
3)新旧ポンプ
純正品を調達したが現行車用に比べると数倍の価格。(安心保険と割り切る)
4)交換終了
これで燃料トラブルの心配が激減した。(心情的に!)
5)マスターバック タンク交換
特別不具合は無かったが、これも安心保険と見た目改善。
以上。
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今回は海外から取り寄せた燃料ポンプとブレーキタンクの交換である。
両方とも特段の不具合は無かったが、今後長期間保有することを考えて、部品が入手できるうちに交換しておこうと考えた次第。
1)交換前
燃料ホースは交換済み。インレット側の12Φホースは入手できなかったのでエアコン用ホースを流用している。
2)作業中
3)新旧ポンプ
純正品を調達したが現行車用に比べると数倍の価格。(安心保険と割り切る)
4)交換終了
これで燃料トラブルの心配が激減した。(心情的に!)
5)マスターバック タンク交換
特別不具合は無かったが、これも安心保険と見た目改善。
以上。
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アイドル混合比調整(2015/9/29) [燃料系]
昨日に続き、アイドルCO=4.5%クリアに向けて作業した。
作業内容は昨日のブログに記した、高度補正ベローズとコールド補正用ワックスの「シム」抜き。
以下は作業途中の写真である。
1)対象部位
2)取り外したところ
3)対象のシム
ドーナツ状のものが高度補正用で、もう一方がコールド補正用
色々トライしたが最終的に、すべてのシムを取り除いた。
(高度補正用=0.5t+0.1t 、コールド補正用=0.1t )
4)取り付け
この作業中に前回「シム」を残した理由を思い出した。
何のこと無い、シムを抜くとスパナが掛からなくなってしまうのだ。
今回は工具箱の中から、ディスクグラインダー用の専用工具が流用できるのを見つけた。
5)アイドルストッパー調整
上記作業が終えたところで感触を見たが、リーン化不十分の感じなので、さらにストッパーの取り付け穴を加工して噴射ポンプのロッド戻り代を増やした。つもり?だが効果は感じられず。
6)BOOST計
アイドルスクリューを一杯に戻しても(リーン側)指示はほとんど変化せず。
すなわち、所期の目的は達成できて無さそう!
ここまでやって、更なる打つ手が見当たらないので、車検当日はぶっつけ本番で臨むことにした。
以上。
作業内容は昨日のブログに記した、高度補正ベローズとコールド補正用ワックスの「シム」抜き。
以下は作業途中の写真である。
1)対象部位
2)取り外したところ
3)対象のシム
ドーナツ状のものが高度補正用で、もう一方がコールド補正用
色々トライしたが最終的に、すべてのシムを取り除いた。
(高度補正用=0.5t+0.1t 、コールド補正用=0.1t )
4)取り付け
この作業中に前回「シム」を残した理由を思い出した。
何のこと無い、シムを抜くとスパナが掛からなくなってしまうのだ。
今回は工具箱の中から、ディスクグラインダー用の専用工具が流用できるのを見つけた。
5)アイドルストッパー調整
上記作業が終えたところで感触を見たが、リーン化不十分の感じなので、さらにストッパーの取り付け穴を加工して噴射ポンプのロッド戻り代を増やした。つもり?だが効果は感じられず。
6)BOOST計
アイドルスクリューを一杯に戻しても(リーン側)指示はほとんど変化せず。
すなわち、所期の目的は達成できて無さそう!
ここまでやって、更なる打つ手が見当たらないので、車検当日はぶっつけ本番で臨むことにした。
以上。