SSブログ

始動回路改修(2023/11/17) [燃料系]

ここ数日の気温急低下で、コールドスタートに気を遣うようになってきたこの機会に、これ迄色々と対策してきた改修概要を記録することにした。

1,回路図
適当ではあるが自分が判れば良いので、記憶が残っているうちに回路図を作成してみた。
ポイントはコールドスタートバルブ作動を自分の意志で操作できるようにすること。
(昔風に云えば、オートチョークからマニュアルチョークに変更したことになる)
1G20231117111706.jpg

2,実車の配置
操作系は左手で届く場所に設置した。
2G20231117114729.jpg

旧車の泣き所であるハーネス類のトラブル回避のため、リレーを利用した新経路を新設した。
3G20231106164729.jpg

<所感>
結果、スターターを回しただけでは絶対に始動しないので盗難防止にもなるのかも!(笑)

ー以上ー
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

左側マウント交換(2023/11/1~5) [シャシー&フレーム]

続いて左側交換となるが、ねじ切れたM12ネジの再生からになるので気が重い。
兎に角場所が悪いのだ!
しかし何としても再生させないと不本意な改造が必要になる、・・・ので頑張った5日間の記録です。

1,取り外した時の状態
一見して錆だらけ。これではM12のボルトがやせ細っていたのも頷ける。
1G_7908.JPG
3G_7921.JPG

ねじ切れたボルトがしっかり残っている。
2G_7919.JPG

2,再生
定石通りエキストラクターで抜くための下穴加工だが、場所が悪く通常のドリルが使えない。
レストア初期に使っていたL字型エアードリルを引っ張り出して3mm穴加工から順次拡大し、
4G_7927.JPG

6mm穴になったところで、
5G_7931.JPG

エキストラクターを打ち込んでみたが、安物品はボルトに負けて使い物にならない。
現物は以下の写真だが作業中の写真は残念ながら残っていなかった。
7G20231102194733.jpg

作戦を変更しネジ穴を再生することにした。
始めに、元のネジ山を壊さないように棒ヤスリで丹念に下穴作成。
8G20231104104349.jpg

そこにM12タップをねじ込むと、ネジ溝に残っていた旧ボルトの残骸が出てきた。
9G20231104132130.jpg

赤丸内にあるのが残骸の一部。
IMG20231104133026.jpg

再生完了。
91G20231104133250.jpg

3,組付け
ここから先は見通しが立つので、考えようによっては楽しい作業である。
まずは錆転換材で処理し
92G20231104145310.jpg

錆止め塗装を行い、
93G20231105095856.jpg
94G20231105095928.jpg

組付け完了。
96G20231107135101.jpg

しかし作業スペース確保のため、足回りを殆どばらしてしまったため、エンジンを所定位置に載せるのには苦労した。

右側同様、劣化ゴムの沈み込み解消分を補正する為、
97G20231102103949.jpg

エンジンマウント部にスペーサーを入れて対応した。
98231105120216.jpg

4,関連作業
折角の機会なのでブレーキホースも交換し、
99G20231101101105.jpg

併せてブレーキフルードも全交換した。
99G20231110190248.jpg

<所感>
旧車の部品交換を甘く見てはいけないとつくづく思った。
何があるか分らない!!!。

以上。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

右側マウント交換(2023/10/28-) [シャシー&フレーム]

前回からの続き。<単なる作業記録です>

ジャッキが届いたのが2月。
その後、春先はゴルフ他の遠出で車を使う機会が多かったこともあり作業は見送り。
五月になると義母の急逝などのごたごたでこれまた手を付けられず。
落ち着き始めたころには今夏の猛暑が始まり、これまた作業を始める環境では無くて見送り。
結果、作業再開は10月末になってしまった。
(以上、作業遅れの言い訳です)

1,いきなりのトラブル発生
前報通り「車体」「エンジン」「アクスルキャリア」を分離する作業開始直後にボルト折損発生。
場所は左側マウント取り付け用のM12ボルト。
1G20231028161603.jpg
取外しの際のトルクでねじ切れてしまった破断面。
2G20231028161618 (1).jpg
場所はバッテリー下に隠れていたこの場所。
まさかこんなことになっているとはユメユメ思ってもいなかったので、その瞬間、頭が真っ白になったのを思い出す。
3G20231028180944 (1).jpg
4G20231028161712 (1).jpg

2,分離再開
折損ボルトの対処方法は別途考えることにして、取敢えず分離作業を進める。

1)ジャッキ設置
車体をジャッキスタンドで保持した状態で、エンジン用とキャリアフレーム用に、夫々フロアージャッキを設置。
5G20231030095810.jpg

2)分離箇所
詳細は省略するが概略下記写真のところ。
全て外すとフレームは宙ぶらりんになり再組付けが困難になるのは分かっているが仕方ない。
5G20231030095823.jpg
6G_7856.JPG
8G_7893.JPG

3,再組立て
1)新旧比較
該当マウンティングの新旧比較は以下の通りで、約4mm沈んでいた。
9G20231030151504 (1).jpg

2)エンジンマウントにスペーサー追加。
車体に対しキャリアフレームが4mm相当下がる(=エンジンが下がる)ことになるので、これを補正する為、エンジンマウント部に手持ちの2.3mmワッシャーを追加して誤魔化した。
91G_7903.JPG

3)右側完成
設置した時点では所期目的の偏りは改善されたように見える。
但し、各部に本来の負荷がかかった状態で試走してみないとどうなるかは分らないのも事実。
92G20231031130547.jpg


つづく。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

アクスルキャリアマウント交換(2022/12/28) [シャシー&フレーム]

フロント周りから時々金属の擦れ音が発生するため発生源調査と対策の記録です。

1,異音発生源
確証は取れなかったが此処みたい。
マウントゴムが偏って金属同士が当たっていた痕跡在り。ゴム片を入れて様子を見たが確証は持てず。
1G20221211174122.jpg

該当部は下図の赤丸内の部品。
2G20221212100238 (1).jpg

取付構造はこんな感じ。
3G20221210151854 (1).jpg

2,部品調達
現地調達で以下の部品を入手した。
純正品も入手可能だったが8万円越えなので、半額以下の社外品(FEBI製)を調達した。
4G20221227113550.jpg

3,交換トライ
軽い気持ちで始めたが当該部品交換には「車体」、「エンジン」、「アクスルキャリア」を分離する必要なのが判明した。
分離するのは以下の写真の箇所だが、エンジンを載せたままキャリアーを降ろすとボディーと干渉してしまうので、先に記した「分離」が必要になるのだがそのためには複数のジャッキと馬が必要になる。
結果手持ちのジャッキ2台では無理なので急遽3tonジャッキを発注することになった。
以下の写真は試行錯誤中の様子。
6G_7758.JPG
7G20221231155258.jpg
5G20221230173638 (1).jpg

コロナ禍のためか、発注したジャッキが届いたのは2月中旬だったため作業再開は春迄待つことにした。
8G20230211150842.jpg

続く。








nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車