リヤキャンバー調整<その2>(2019/9/22-26) [サスペンション]
発注しておいたブーツが届いたので作業再開。
1、発注品
届いたのは写真の部品で、価格は純正品の税込み11,772円。
この部品は、国内でも社用車、公用車に多く使われたW108系セダンと共通のため今でも需要があるらしく、国内に在庫があったとのことで二日で届いた。しかし値段は高額である。
劣化品と比較するとこんな感じ。
2、組み上げ
キャンバー調整用の自家製3mmワッシャーを組み込んでAssy完了。(マニュアルの指示通りネジロック塗布も実施)
必要工具は分解時に作成済みなので時間はかからない。
3、実車装着
ここでスプリングコンプレッサーのような特殊工具が必要になるのだが、実際にはリヤショックを外すことでリヤアクスル全体が「へ」の字になる特性を利用して、当該部品を圧縮することなく何とか組み込むことができた。
しかし、この方法だと、あちこちのゴムブッシュ類に過剰な歪みが発生するため、正規整備方法としてはリコメンドできないのだと思われる。オーナーの自己責任で出来る裏技になる。
4、完成
ジャッキから降ろすと、こんな感じで落ち着いた形になる。
残念だが期待したほどのキャンバー修正効果は現れなかった。
だが、車検前整備としての所期目的は達成できたので良しとしたい。
以上。
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1、発注品
届いたのは写真の部品で、価格は純正品の税込み11,772円。
この部品は、国内でも社用車、公用車に多く使われたW108系セダンと共通のため今でも需要があるらしく、国内に在庫があったとのことで二日で届いた。しかし値段は高額である。
劣化品と比較するとこんな感じ。
2、組み上げ
キャンバー調整用の自家製3mmワッシャーを組み込んでAssy完了。(マニュアルの指示通りネジロック塗布も実施)
必要工具は分解時に作成済みなので時間はかからない。
3、実車装着
ここでスプリングコンプレッサーのような特殊工具が必要になるのだが、実際にはリヤショックを外すことでリヤアクスル全体が「へ」の字になる特性を利用して、当該部品を圧縮することなく何とか組み込むことができた。
しかし、この方法だと、あちこちのゴムブッシュ類に過剰な歪みが発生するため、正規整備方法としてはリコメンドできないのだと思われる。オーナーの自己責任で出来る裏技になる。
4、完成
ジャッキから降ろすと、こんな感じで落ち着いた形になる。
残念だが期待したほどのキャンバー修正効果は現れなかった。
だが、車検前整備としての所期目的は達成できたので良しとしたい。
以上。
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リヤキャンバー調整<その1>(2019/9/22-26) [サスペンション]
10月中旬に車検が控えているので下回りの点検を始めたら、いきなりこんな状態を発見。
このままでは流石に車検は通りそうもないので、何らかの対症療法を考えるか、あるいは部品を探すか検討開始。(約50年以前の成型ゴム部品が手に入る確率がかなり低いのは経験上分かっているので、対処療法優先で検討)
同時に作業方法を検討するためサービスマニュアルを確認したところ、当然のごとく特殊工具が必要なことが分かったと同時に、この部品にはリヤキャンバーを調整できる機能があることを発見。
長年リヤのネガティブキャンバーが気になっていたので、この発見で大掛かりな作業決行の決心がついた。特殊工具が無くても何とかするのがオーナーとしての心意気でもある。
部品も国内3か所に問い合わせた結果、予想に反して在庫があるのが分かったので即発注した。
1、部品取り外し
この部品の正式名称は「Hydropneumatic Compensating Spring」。
何を補正するのかは気になっていたものの、英文マニュアルを斜め読みする能力も無いので手付かずにしていた経緯はある。まさかキャンバー調整機能がこんなところにあるとは・・・!
こちら側はこんなレンチでは緩むはずもなくインパクトレンチの出番になる。
取り外しは想定内の作業で終了した。
部品はとにかく重い。時代を感じる重さである。
2、分解
ここがキャンバー調整用の専用ワッシャーを入れる部位だが、分解するためには「16mm」の薄口スパナが必要なのだ。そんなサイズがあるはずもないので手作りしたが、ここにはネジロック剤が塗ってあるので結構手間取った。
3、クリーニング&塗装
補修用ブーツが届くまでの待ち時間に実施。
<その2に続く>
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このままでは流石に車検は通りそうもないので、何らかの対症療法を考えるか、あるいは部品を探すか検討開始。(約50年以前の成型ゴム部品が手に入る確率がかなり低いのは経験上分かっているので、対処療法優先で検討)
同時に作業方法を検討するためサービスマニュアルを確認したところ、当然のごとく特殊工具が必要なことが分かったと同時に、この部品にはリヤキャンバーを調整できる機能があることを発見。
長年リヤのネガティブキャンバーが気になっていたので、この発見で大掛かりな作業決行の決心がついた。特殊工具が無くても何とかするのがオーナーとしての心意気でもある。
部品も国内3か所に問い合わせた結果、予想に反して在庫があるのが分かったので即発注した。
1、部品取り外し
この部品の正式名称は「Hydropneumatic Compensating Spring」。
何を補正するのかは気になっていたものの、英文マニュアルを斜め読みする能力も無いので手付かずにしていた経緯はある。まさかキャンバー調整機能がこんなところにあるとは・・・!
こちら側はこんなレンチでは緩むはずもなくインパクトレンチの出番になる。
取り外しは想定内の作業で終了した。
部品はとにかく重い。時代を感じる重さである。
2、分解
ここがキャンバー調整用の専用ワッシャーを入れる部位だが、分解するためには「16mm」の薄口スパナが必要なのだ。そんなサイズがあるはずもないので手作りしたが、ここにはネジロック剤が塗ってあるので結構手間取った。
3、クリーニング&塗装
補修用ブーツが届くまでの待ち時間に実施。
<その2に続く>
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リヤサスブッシュ交換(2019/3/5) [サスペンション]
リヤサスにあるブッシュラバーのねじれが気になるので交換した。
この部位は以前にも修正したことがあるが、今回は発生原因についてもチェックしたので記録する。
1、当該場所
拡大するとこんな感じで正常とは考えられない状況。
2、想定原因
オプション設定されているスプリングマウントラバーの最大厚のものを使っても尻下がりが解消できなかったので手製のスペーサーを設置してあるが
よくよく確認するとスプリング受け皿の形状に合っていないのが原因で、車重がねじれ発生方向にかかっているみたいなので、座りがよくなるようスペーサーの肩を削った。
3、ブッシュラバーの状況
これが設計値とは思えない変形あり。
4、新品に交換
専用工具などあるはずも無いので、手持工具を駆使して何とかくみ上げた。
5、取り付け完了
この作業も何度かやっているので初期ねじれ発生も起こさずに無事終了。
6、右側はこんな感じ
スペーサーの無い右側もゴムブッシュの沈みはかなりのものであるが極端なねじれは見られないため交換は見送ることとした。
現代の知識で見ればかなり無理のある構造設計に思えるが、当時はこれが最善策だったのかも。
以上、ねじれが再発しないことを願いつつ暫く様子を見ることにする。
この部位は以前にも修正したことがあるが、今回は発生原因についてもチェックしたので記録する。
1、当該場所
拡大するとこんな感じで正常とは考えられない状況。
2、想定原因
オプション設定されているスプリングマウントラバーの最大厚のものを使っても尻下がりが解消できなかったので手製のスペーサーを設置してあるが
よくよく確認するとスプリング受け皿の形状に合っていないのが原因で、車重がねじれ発生方向にかかっているみたいなので、座りがよくなるようスペーサーの肩を削った。
3、ブッシュラバーの状況
これが設計値とは思えない変形あり。
4、新品に交換
専用工具などあるはずも無いので、手持工具を駆使して何とかくみ上げた。
5、取り付け完了
この作業も何度かやっているので初期ねじれ発生も起こさずに無事終了。
6、右側はこんな感じ
スペーサーの無い右側もゴムブッシュの沈みはかなりのものであるが極端なねじれは見られないため交換は見送ることとした。
現代の知識で見ればかなり無理のある構造設計に思えるが、当時はこれが最善策だったのかも。
以上、ねじれが再発しないことを願いつつ暫く様子を見ることにする。
フロントサスジョイント交換(2017/4/23) [サスペンション]
異音対策で1月に分解整備した左前サスから微かなギー音が再発したため部品交換することにした。
前回、曲がりがあるのは確認していたがその原因までは究明していなかったので今回はダブルウィッシュボーンの上下を別々にバラシてみたところ、上のアームが歪んでいることが判明した。
レストア初期にショック交換した際にショックそのものが曲がっていたのを思い出した。
その時はアームが歪んでいるようには見えなかったのでどうすればこんなことになるのか不思議には思ったが深くは追求しなかった。
<調達部品>
<交換した状態>
ゴムブッシュがほぼ左右均等にして
下側のアームジョイントを外してみるとズレが酷い。
下から見ると良く分かる。
<歪み修正>
大型のモンキーレンチ、大型バール、などの手持ち工具で強引に修正し、何とか下記写真の状況まで辿りついた段階で手打ちとした。
この状況なら上下組上げの際に各部位に余り ”ストレス” を掛けずに組める。
即ち異音発生要因が排除できたと判断して完了とした。
しかしアームとキングピンの位置関係は、上側はフロント寄り、下側はリヤ寄り、となっている。
上側:ゴムブッシュの厚みが多少違っている。
下側:リヤ側のゴムブッシュが入れられない程にズレているが写真は撮り損ねた。
<所感>
つまり、上側アームの「捻れ」は修正できたがリヤ側への「ズレ」は修正できなかったことになる。
細かいことを言えばキャスター角が変化していると思われるが、その程度のことを問題にしていたらこの車は乗り続けられないと承知している。
その後のドライブでも直進性等の問題は無い。
以上。
前回、曲がりがあるのは確認していたがその原因までは究明していなかったので今回はダブルウィッシュボーンの上下を別々にバラシてみたところ、上のアームが歪んでいることが判明した。
レストア初期にショック交換した際にショックそのものが曲がっていたのを思い出した。
その時はアームが歪んでいるようには見えなかったのでどうすればこんなことになるのか不思議には思ったが深くは追求しなかった。
<調達部品>
<交換した状態>
ゴムブッシュがほぼ左右均等にして
下側のアームジョイントを外してみるとズレが酷い。
下から見ると良く分かる。
<歪み修正>
大型のモンキーレンチ、大型バール、などの手持ち工具で強引に修正し、何とか下記写真の状況まで辿りついた段階で手打ちとした。
この状況なら上下組上げの際に各部位に余り ”ストレス” を掛けずに組める。
即ち異音発生要因が排除できたと判断して完了とした。
しかしアームとキングピンの位置関係は、上側はフロント寄り、下側はリヤ寄り、となっている。
上側:ゴムブッシュの厚みが多少違っている。
下側:リヤ側のゴムブッシュが入れられない程にズレているが写真は撮り損ねた。
<所感>
つまり、上側アームの「捻れ」は修正できたがリヤ側への「ズレ」は修正できなかったことになる。
細かいことを言えばキャスター角が変化していると思われるが、その程度のことを問題にしていたらこの車は乗り続けられないと承知している。
その後のドライブでも直進性等の問題は無い。
以上。
FR-RHサスグリスアップ(2017/1/22) [サスペンション]
レストア当初から気になっていたものに、サス回りのグリス注入が矢鱈と硬い問題がある。
今回その原因究明のためダブルウィッシュボーンのリンクを思い切ってばらしてみた。
分ったのは取り付けネジを少し緩めるとグリスがスムースに入っていくということ。
<原因はベアリング構造>
前回の異音対策の時に示したように、この車の「可動部」はネジ勘合部であるため、ここが多少ルーズでないとグリスの流れる空間がなくなるため、微妙な組上げが必要になるみたい。
不幸なことに私の車はここが旨く出来てなかったみたいである。
1、該当部位
2、ベアリングネジ部のオス側
3、同じくメス側
4、アームへの固定ネジ
これを18kg-mのトルクで締め付けることになるが、完全に締め上げるとグリースは入らない。
試しに少し緩めたら、通常のグリスガンの感覚で注入できた。
<結論>
ベアリング用ネジと固定用ネジは同じピッチで同時締め付けになるのだが、最初の嵌め込み時の位相が旨くないと不都合が起きるようだ。
しかし、これまでもエアーグリスガンで何とか注入対応していたので敢えて改善策にはチャレンジしなかった。
以上。
今回その原因究明のためダブルウィッシュボーンのリンクを思い切ってばらしてみた。
分ったのは取り付けネジを少し緩めるとグリスがスムースに入っていくということ。
<原因はベアリング構造>
前回の異音対策の時に示したように、この車の「可動部」はネジ勘合部であるため、ここが多少ルーズでないとグリスの流れる空間がなくなるため、微妙な組上げが必要になるみたい。
不幸なことに私の車はここが旨く出来てなかったみたいである。
1、該当部位
2、ベアリングネジ部のオス側
3、同じくメス側
4、アームへの固定ネジ
これを18kg-mのトルクで締め付けることになるが、完全に締め上げるとグリースは入らない。
試しに少し緩めたら、通常のグリスガンの感覚で注入できた。
<結論>
ベアリング用ネジと固定用ネジは同じピッチで同時締め付けになるのだが、最初の嵌め込み時の位相が旨くないと不都合が起きるようだ。
しかし、これまでもエアーグリスガンで何とか注入対応していたので敢えて改善策にはチャレンジしなかった。
以上。
フロントサスの異音対策(2017/1/14) [サスペンション]
左前のサスからギーギー音が出始めた。
以前から半年間隔程度で発生していたもので、そのつどグリスアップで対処していたが流石に左前だけが頻発するのが気になり分解してみた。
<該当部位>
以前聴診器で確認した結果、異音発生部位がここであるのは分っていた。
<シャフトが抜けない>
簡単に分解できると思っていたが、シャフトが簡単に抜けず、ガイドピン(実際は長めのボルト)を使ってたたき出した。
分解後、このシャフトが曲がっているのを確認したが、良く見るとこの時点で曲がりが確認できる。
<分解状態>
キングピンに見える「ネジ部分がベアリングの役目」をしている、とマニュアルに書いてあったが、この発想は中々出てこないと思う。
取り外した構成部品は以下の通り。
<ベアリングネジの渋り確認>
ここから異音が発生しているものと確認したがそうではなかった。
<異常部位>
このシャフトが曲がっていたため本来の作動部位である「ベアリングネジ」部分が旨く作動せずにいたみたい。
結果として、本来動かないはずの写真に示すワッシャーとの接触部が磨耗してミゾになっていた。これではいくらグリスアップしても半年持たないはずと納得。
当然ながら手元に交換用新品部品は無いので、金床の上でハンマーで叩いて修正して再使用することにした。
<組付け>
二台のジャッキと馬を駆使して何とか組上げた。
今回、要領が分ったので次回はもう少し簡単に出来そうである。
<完成>
取り外していたタイロッドを取り付けて完成。
当初、脱着によるダメージ防止のためタイロッドを外さずに作業していたが、すぐに無謀だということが分って早々に取り外した経緯有り。
試乗の結果、異音は完全に無くなった。心なしか乗り心地が少し良くなった気がする。
以上。
以前から半年間隔程度で発生していたもので、そのつどグリスアップで対処していたが流石に左前だけが頻発するのが気になり分解してみた。
<該当部位>
以前聴診器で確認した結果、異音発生部位がここであるのは分っていた。
<シャフトが抜けない>
簡単に分解できると思っていたが、シャフトが簡単に抜けず、ガイドピン(実際は長めのボルト)を使ってたたき出した。
分解後、このシャフトが曲がっているのを確認したが、良く見るとこの時点で曲がりが確認できる。
<分解状態>
キングピンに見える「ネジ部分がベアリングの役目」をしている、とマニュアルに書いてあったが、この発想は中々出てこないと思う。
取り外した構成部品は以下の通り。
<ベアリングネジの渋り確認>
ここから異音が発生しているものと確認したがそうではなかった。
<異常部位>
このシャフトが曲がっていたため本来の作動部位である「ベアリングネジ」部分が旨く作動せずにいたみたい。
結果として、本来動かないはずの写真に示すワッシャーとの接触部が磨耗してミゾになっていた。これではいくらグリスアップしても半年持たないはずと納得。
当然ながら手元に交換用新品部品は無いので、金床の上でハンマーで叩いて修正して再使用することにした。
<組付け>
二台のジャッキと馬を駆使して何とか組上げた。
今回、要領が分ったので次回はもう少し簡単に出来そうである。
<完成>
取り外していたタイロッドを取り付けて完成。
当初、脱着によるダメージ防止のためタイロッドを外さずに作業していたが、すぐに無謀だということが分って早々に取り外した経緯有り。
試乗の結果、異音は完全に無くなった。心なしか乗り心地が少し良くなった気がする。
以上。
ネガティブキャンバー対策(2014/5/19 & 9/9) [サスペンション]
尻下がりはほぼ解消できていたが、リヤのネガティブキャンバーが気になっていたので対策を試みた。
ロリンザー17インチに225/45タイヤをつけていると、「ハ字」になっているのが一目瞭然で性能的にも本来の姿では無いと感じていた次第。
1)アクスルマウンティングにスペーサー追加(2015/5/19)
リヤアクスルの構成を見ると「デフ」を持ち上げればキャンバーが改善されるので、手作りのスペーサーを挿入してみた。
2)スプリングマウンティングラバーの厚さ増し。(2015/9/9)
上記対策では効果が不十分だったので、スプリングマウンティングの厚みを増加した。
既に正規設定品の一番厚いもの(30mm)が装着されていたので、手作り品で対応。
(新品交換の際に取り外したものを切断改造した手作り品て接着したもの)
ズレが心配だったが、車体側のロケート高さが十分そうなので決行した。
3)結果、ほぼ満足できる状態になった。
以上。
ロリンザー17インチに225/45タイヤをつけていると、「ハ字」になっているのが一目瞭然で性能的にも本来の姿では無いと感じていた次第。
1)アクスルマウンティングにスペーサー追加(2015/5/19)
リヤアクスルの構成を見ると「デフ」を持ち上げればキャンバーが改善されるので、手作りのスペーサーを挿入してみた。
2)スプリングマウンティングラバーの厚さ増し。(2015/9/9)
上記対策では効果が不十分だったので、スプリングマウンティングの厚みを増加した。
既に正規設定品の一番厚いもの(30mm)が装着されていたので、手作り品で対応。
(新品交換の際に取り外したものを切断改造した手作り品て接着したもの)
ズレが心配だったが、車体側のロケート高さが十分そうなので決行した。
3)結果、ほぼ満足できる状態になった。
以上。
リヤトレーリングアーム再組み付け(2013/9/29) [サスペンション]
以前、新品に交換したゴムブッシュが歪んでいるのが気になっていたので、思い切って組付け直すことにした。
専用工具などが無い状況での大変な作業であるが、今回は2回目なので少しは要領よく進んだ。
1)分解
ここまでは簡単に出来るようになった。
2)問題の歪み部分
前回の車両組み込み時点でねじれてしまったものらしい。
3)修正後
組付け専用工具があれば簡単なのだろうが、素人作業では大型クランプとアングル材を駆使してなんとか組上げた結果が以下の写真。
修正中の写真が無かったので苦労加減が分からないのが残念。
4)車両組付け
前回の失敗はこのときにアクスルが下がったまま無理やり組付けたのが原因と思われるので、今回はアクスルをジャッキアップし出来るだけ水平にして組み込んだ。
5)完成
写真の通り組付け直後は完璧だった。
しかし、その後タイヤ交換などでジャッキアップするたびにアクスルが垂れ下がるため少しずつ前のように歪みつつある。
走行中程度のアクスル上下量程度なら問題ないのだろうが、タイヤ交換時には避けられない現象なのではっきり言って設計不具合と思う。当時はベンツと言えどもここまでの評価は出来なかったのかも。
以上、
専用工具などが無い状況での大変な作業であるが、今回は2回目なので少しは要領よく進んだ。
1)分解
ここまでは簡単に出来るようになった。
2)問題の歪み部分
前回の車両組み込み時点でねじれてしまったものらしい。
3)修正後
組付け専用工具があれば簡単なのだろうが、素人作業では大型クランプとアングル材を駆使してなんとか組上げた結果が以下の写真。
修正中の写真が無かったので苦労加減が分からないのが残念。
4)車両組付け
前回の失敗はこのときにアクスルが下がったまま無理やり組付けたのが原因と思われるので、今回はアクスルをジャッキアップし出来るだけ水平にして組み込んだ。
5)完成
写真の通り組付け直後は完璧だった。
しかし、その後タイヤ交換などでジャッキアップするたびにアクスルが垂れ下がるため少しずつ前のように歪みつつある。
走行中程度のアクスル上下量程度なら問題ないのだろうが、タイヤ交換時には避けられない現象なのではっきり言って設計不具合と思う。当時はベンツと言えどもここまでの評価は出来なかったのかも。
以上、
リヤスプリング交換(2011/1/18~26) [サスペンション]
車両入手当初から尻下がりが気になっていたのでリヤスプリングとスペーサーラバーを交換することにした。
部品はアメリカから取り寄せたが、スプリングの自由長は新旧で差なし。
スペーサーラバーは厚さ違い品が来たため返品交換が必要で、足かけ2週間程の作業になった。
組み付け結果、車両姿勢に改善はみられず、後日手作りのスペーサーを追加することになる。
1)スプリングの自由長に新旧の差は確認できず。
多少はヘタっていて差があると思っていたので、この時点で半ば諦めムード。
2)ゴムスペーサーは厚さ違い品が送られてきた。
始めて使うSAL便で返品したが、米国までの送料が580円と安価なのに驚いた。
3)スプリングの設置部は上下とも問題なし。
車両姿勢不具合原因はボディーの歪みのため、左後ろが沈んでいるのが一次原因で、結果右前が上がることにより車両全体で見ると、前があがった格好になっていることが分かった。
つまり車両前方から見ると左に傾いていることになるが、実際には判別できないレベルだった。
この後も尻下がり対策の「試行錯誤」が数年続くことになる。
以上。
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部品はアメリカから取り寄せたが、スプリングの自由長は新旧で差なし。
スペーサーラバーは厚さ違い品が来たため返品交換が必要で、足かけ2週間程の作業になった。
組み付け結果、車両姿勢に改善はみられず、後日手作りのスペーサーを追加することになる。
1)スプリングの自由長に新旧の差は確認できず。
多少はヘタっていて差があると思っていたので、この時点で半ば諦めムード。
2)ゴムスペーサーは厚さ違い品が送られてきた。
始めて使うSAL便で返品したが、米国までの送料が580円と安価なのに驚いた。
3)スプリングの設置部は上下とも問題なし。
車両姿勢不具合原因はボディーの歪みのため、左後ろが沈んでいるのが一次原因で、結果右前が上がることにより車両全体で見ると、前があがった格好になっていることが分かった。
つまり車両前方から見ると左に傾いていることになるが、実際には判別できないレベルだった。
この後も尻下がり対策の「試行錯誤」が数年続くことになる。
以上。
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デフマウント交換 (2009/10/31) [サスペンション]
加減速時に後方から聞こえるギーギー音が気になっていたが、原因が特定できずに困っていた。
良く覚えてないが、何かが切っ掛けでデフ マウンティングのゴムの劣化で金属部分が直接こすれることによるものと判明した。
当初、暫定処置で誤魔化していたが、新品部品が入手できることが分かったので交換することにした。
(当時は、この手の部品入手先を見つけるのはかなり困難だったが、たまたま燃料ホースの入手先である、
「ISLANDRODS SERVICE」 ( http://www.islandrods.com/index.html ) さんの紹介で 「Silver Star」 ( http://www.old-mercedes.net/ )さんを知り、ここから調達した。)
以下は当時の写真である。
1、暫定処置の状況
金属が直接擦ることの無いように牛皮革を挟んでみた。それなりに効果はあったが、どれほどの期間持つのか不安だった。
2、無残な状況
40年近く、一度も交換されてなかったのかも知れない。隣の新品と比較するとその酷さが良く分かる。
3、取り外し
手持ちの工具で何とか取り外したが困難を極めた。
4、分解状況
5、ボディ側の錆び確認
許容範囲内であることが確認出来て一安心。
もしここに錆穴が空いているようだったら、この車のレストアを断念していたかも知れない。
6、新品部品の取り付け。
レストアの場合、部品の取り外しは苦労するが新品部品の取り付けは心が弾むものである。
7、完成
錆止め塗装して完成。
以上。
良く覚えてないが、何かが切っ掛けでデフ マウンティングのゴムの劣化で金属部分が直接こすれることによるものと判明した。
当初、暫定処置で誤魔化していたが、新品部品が入手できることが分かったので交換することにした。
(当時は、この手の部品入手先を見つけるのはかなり困難だったが、たまたま燃料ホースの入手先である、
「ISLANDRODS SERVICE」 ( http://www.islandrods.com/index.html ) さんの紹介で 「Silver Star」 ( http://www.old-mercedes.net/ )さんを知り、ここから調達した。)
以下は当時の写真である。
1、暫定処置の状況
金属が直接擦ることの無いように牛皮革を挟んでみた。それなりに効果はあったが、どれほどの期間持つのか不安だった。
2、無残な状況
40年近く、一度も交換されてなかったのかも知れない。隣の新品と比較するとその酷さが良く分かる。
3、取り外し
手持ちの工具で何とか取り外したが困難を極めた。
4、分解状況
5、ボディ側の錆び確認
許容範囲内であることが確認出来て一安心。
もしここに錆穴が空いているようだったら、この車のレストアを断念していたかも知れない。
6、新品部品の取り付け。
レストアの場合、部品の取り外しは苦労するが新品部品の取り付けは心が弾むものである。
7、完成
錆止め塗装して完成。
以上。