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リヤ車高調整-左側装着(2020/6/6) [サスペンション]

早朝6時から夕方5時までの一日作業で、ようやく左側のみ装着完了。
朝一で塗装を行い、乾燥待ちの間に捻じれていたゴムブッシュを手持ち最後の1セットに交換し、いよいよ実車装着となったのは昼食後。

1、塗装
シャシーブラックを塗装して乾燥中。
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2、トレーリングアーム取り外し
専用工具が無いので一番やりたくない作業を実施。
まず、インパクトで分解。何度かやっているので大型レンチは準備済。
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3、ゴムブッシュ交換
この作業のためだけに150mmのバイスを調達することも考えたが、適当な設置場所も無いのでこんなもので代用。
結果として作業時間は掛かることになる。
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分解してみたら案の定、こんなことになっていた。
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新旧比較。手持ち最後の1セットなので良い結果に成ることを切に願うばかり。
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分解時の逆手順で組付け。
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4、組付け前の記念写真
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5、新設スペーサー設置
接着、着座確認、錆発生時の早期発見等々を目的に、敢えて白色シリコンシーラントを塗布してスペーサーを設置。
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何せ3.9kgの重量物なので心配していたが、M6キャップボルト3本で仮組できた。
が、あたりは出てないのでシリコンのはみ出しは確認できない。
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6、スプリング設置
いざスプリングセットの段階で高さ50mmのスペーサーが邪魔で苦労したものの何とか完成。
手持ちジャッキの最高点まで車体を持ち上げてやっとスプリングが入ったところ。
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(作業終了後に気が付いたのだが、スプリングコンプレッサーを使えばもう少し手際よく出来たのかもと思いつつも後の祭り)

7、トレーリングアーム設置
この作業に必要な専用工具(ガイドコーン)が無いので、いつも苦労するところ。
アームは3次元空間で自由に動くので、作業中のスプリングはかなり変形し上下のラバーマウント&インシュレーターにはズレ方向の力が作用する。
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組上げてから下側インシュレーターのズレに気が付いたが、やり直す気力が残ってなくこのままとした。

8、作業完了
タイヤ組付け後、車体を降ろし各部の収まり具合を確認したところ問題なし。
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姿勢確認は明日の右側作業後に行う予定だが想定通りの仕上がりに成りそうである。

以上。
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リヤ車高調整-部品完成(2020/6/5) [サスペンション]

ついに完成品が届いた。
見事な出来栄えだが鉄鋼製の製品はとにかく「重い」というのが素直な感想である。
素材は揃った。この先、実車装着に心が弾む。

1、完成品
ワンオフ品の手触りは格別で、カスタムバイク以来である。
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2、仮組み
ラバーマウントを載せてみたが問題なし。
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3、車両側とのフィッティング
一番の懸念点だったところはやはり追加工が必要だった。
図面を起こす時点で気の利いた測定器など無かったので感覚勝負だったが、もう少しマージンを取っておけば良かったと反省。
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最初はエアーグラインダーで削り始めたが、エアーコンプレッサーが非力なため連続作業ができない。
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やむを得ずディスクグラインダーでの荒療治となった。
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4、錆止め処理
手前に見える砥石の減り具合が苦戦状況を示している。
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5、重量測定
最後に重量測定して本日の作業終了。
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以上。
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リヤ車高調整-加工図&設備(2020/5/28) [サスペンション]

使用する設備を見せてもらった。俗に言うNCマシンである。
昔の旋盤をイメージしていたのでビックリ。
これでは「手加減」が利かないので、材料選定や細部加工形状、寸法次第で製作費が大きく変化するのも納得。
提案戴いた加工図は添付のとおり。加工性を優先させたので、あとは現物合わせの手加工を加えてフィッティングする予定。

1、使用する設備
此れではプログラムを組んで材料をセットしてカバーを閉じたら手出しができない。
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2、加工図面
プログラムを組むための仮想ポイントが指示してあり仕様提示図面との違いは歴然。検証するのに若干の時間を要した。(笑)
因みにこの段階ではAL材からS45C材への変更や、加工時間削減などの原価低減スペックに変更してある。
51 LH.jpg
52 RH-A.jpg
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完成品を見るのが楽しみである。





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