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フロア錆処理(2019/9/24-25) [シャシー&フレーム]

作業中の部品をを取り外したら、隠れていたところに錆浮きが見つかったので処理をした。
レストア初期にヤバそうなところは処理済だったが、ここまでは手が届いて無かった。

1、状況
丸枠内にわずかに浮きが見られる。
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2、剥離
剥がし始めたら、あれよあれよでここまで拡がった。
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3、錆止め処理
レストア当初はこの手の処理剤はスウェーデンだかノルウェー製の高価なものしかなかったので、フロアー面などは直接錆止め塗料を吹いていたものである。最近は何でも割安に手に入るようになったので隔世の感あり。
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4、塗装
ブレーキホース他にマスキングをして
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今回は錆止め塗料を省略し、シャシーブラックを一気に吹いて完了とした。
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以上。
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リヤキャンバー調整<その1>(2019/9/22-26) [サスペンション]

10月中旬に車検が控えているので下回りの点検を始めたら、いきなりこんな状態を発見。
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このままでは流石に車検は通りそうもないので、何らかの対症療法を考えるか、あるいは部品を探すか検討開始。(約50年以前の成型ゴム部品が手に入る確率がかなり低いのは経験上分かっているので、対処療法優先で検討)
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同時に作業方法を検討するためサービスマニュアルを確認したところ、当然のごとく特殊工具が必要なことが分かったと同時に、この部品にはリヤキャンバーを調整できる機能があることを発見。
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長年リヤのネガティブキャンバーが気になっていたので、この発見で大掛かりな作業決行の決心がついた。特殊工具が無くても何とかするのがオーナーとしての心意気でもある。
部品も国内3か所に問い合わせた結果、予想に反して在庫があるのが分かったので即発注した。

1、部品取り外し
この部品の正式名称は「Hydropneumatic Compensating Spring」。
何を補正するのかは気になっていたものの、英文マニュアルを斜め読みする能力も無いので手付かずにしていた経緯はある。まさかキャンバー調整機能がこんなところにあるとは・・・!
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こちら側はこんなレンチでは緩むはずもなくインパクトレンチの出番になる。
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取り外しは想定内の作業で終了した。
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部品はとにかく重い。時代を感じる重さである。
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2、分解
ここがキャンバー調整用の専用ワッシャーを入れる部位だが、分解するためには「16mm」の薄口スパナが必要なのだ。そんなサイズがあるはずもないので手作りしたが、ここにはネジロック剤が塗ってあるので結構手間取った。
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3、クリーニング&塗装
補修用ブーツが届くまでの待ち時間に実施。
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<その2に続く>


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