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サンルーフ調整(2023/3/3-8) [外装関係]

ひょんなことから始まったサンルーフの調整?修理?の記録です。

「これ何の装置か分かる人が居たら教えて下さい」とFacebookのW111サイトに投稿したのが事の始まりでした。
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即レスポンスがあり
「電動サンルーフのモーターです」 とのこと。
なので早々に確認してみた、が、どこかが固着?していて少ししか動かない。


愛車のサンルーフは元来動きが渋くて、無理をするとモーターの焼き付きやワイヤー折損などになりそうと思い、ここ数年は使用を止めていた経緯あり。

モーターは屋根裏に在るものと思い込んでいて、修理は諦めていたが、まさかこんな場所に在ったとは!!!
(ちなみに手持ちのサービスマニュアルやパーツリストにはサンルーフに関する情報が記載無し)

1,分解
正体が判れば躊躇することなく分解できる。
そもそも駆動モーターがモーターらしからぬ形状(四角い箱)をしていたため、何かの電装部品かと思い手出しせずにいた。
結果は以下の通りだが、ギヤボックスとワイヤー?駆動の仕組みがこんなことに成っているとは想定もしてもいなかった。
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2,構造確認
分かったのは、天井への駆動力伝達はワイヤー巻き取りではなく、「ラック&ピニオン」であること、過負荷対策としてクラッチ機構を内蔵しているため、多少無理を掛けても各部の破損は避けられることが判明したのは今後の改善策検討の大きな糧になった。

1)見た目は普通の部品構成。
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2)過負荷対策のクラッチ機構
矢印部のクラッチの圧着力をシャフトのネジ締付け加減で設定することにより滑り出しトルクを調整できるみたいである。
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3,再組立て
仕組みが分かったので洗浄、塗装、グリスアップして組上げるのは心弾む作業である。
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再塗装した取り付けブラケットと四角い形状のモーターユニット。
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組付け完了。
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4,サンルーフの開閉確認
開閉スイッチを押し続けても、何処かしらが破損することは無さそうとの確信が持てたので、作動途中で動きが渋くなったところでは腕力で補助することで全開達成。
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渋り要因調査中に発見したのが、この強い当たり跡。
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当該部をリューターで研磨してみた。
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作動確認の結果、モーターだけで開閉可能になったものの、途中での渋りは未だ残ったまま。


<所感>
これ以上の改善のためには吊り天井を剥がすことが必要になるが、DIYの範疇を超えそうなので、これで手打ちにした。
これからの季節、ルーフ全開でのドライブが楽しみである。

以上。

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