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ラジエータ修理(2021/7/27~8/22) [冷却系]

ラジエーター洗浄の効果は無かったが、懸念していたリークは現実になってしまった。
以下、約一か月に亘る奮闘記録です。

1,発見
暑い日の走行後、車庫に入れる前にアイドリングのまま立ち話をしていたらこんなものを発見。
水温は100℃位までは上昇していたと思う。
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2,応急処置
翌日ゴルフの予定があったので、シリコンシーラントで応急措置をして約200km走行後の様子がこんな感じ。
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高速道路走行なので水温上昇は限定的だったがそれでも放っておけないレベルの漏れである。

3,半田盛り
修理のための現況確認の結果、明らかな劣化剥がれの予兆を確認。
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車載状態のまま半田盛りを実施したものの、何度やっても上手くいかない。
後で振り返ると、
・縦壁への半田盛りは重力場では無理がある。
・100wの半田ゴテでは今回のような広範囲の施工は無理である。
実際の作業結果は以下の通りでピンホールが沢山残っていそうな感じである。
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事実、全く対策出来てない。
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4,排気管用の粘土盛り。
手元にあったエポキシ系の修理用粘土を試してみたが、半田との相性が良くないみたいで全くダメ。
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5,ラジエーター取り外し。
オイルクーラー配管や、ATFクーラー配管等の取り外しによる2次不具合発生を嫌い、先送りにしていた最後の手段に踏み切った。
作業状態の比較は以下の通り。
1)車載状態
51_20210731_161818.jpg
2)車両降ろし+半田ゴテ
半田が流れないため肝心の金属合わせ面に半田が溶け込んでいる実感が無い。
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3)ガスバーナーで昇温
見た目にも良い結果が期待できそうな仕上がりになった。
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5,リークテスト
トライしてみたものの、大きな開口部のシールが上手く出来ず、昇圧不足で確認できず。
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6,インレット内側に半田盛り。
施工面の十分な前処理と、バーナーと半田ゴテの合わせ技で案外上手くいった。
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7,オイルクーラー取り付けBRKTの修理
いざ車両に戻そうとした際に矢印部の剥がれ発見。
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こちらもガスバーナーを使用し注意しながら半田付け。
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8,完成
車両に戻して、各部配管をつなぎ直して終了。
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9,結果
水温計のレッドゾーン近くまで昇温させて確認した結果、ピンホールを一か所発見。
位置は今回修理した場所ではなく、バーナーの熱で影響を受けたと思われる近くの位置。
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この程度であればシリコンシーラントで対応可能。8/26現在異常なし。
いつものことだが、不具合修理するごとに愛着が増す。
旧車は愛おしい・・・!

以上。

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