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シフトリンケージ・ブッシュ設置(2019/9/20) [変速機]

この車の2000rpm以下の低速トルクはほとんど使えないレベル。(この時代のエンジンは概ねこんな感じで、ピークトルクは4000rpmを越えてからだった)
なのに、組み合わせるATは一度4速に入ってしまうと、キックダウンしない限り中々シフトダウンしてくれない。

首都高速のランプは傾斜がきつい上に本線への進入路も短いのでいつもマニュアルで3速に落として対応していた。(キックダウンだとスピードコントロールができないため)

先日、AKIRAcupの帰路、千住新橋から入線する際いつものように3速で合流して、4速に戻そうとしたら戻らない。この程度のトラブルは常に想定して運転しているので特段の問題は無かったものの放っておくわけにもいかないので調査した。

1、原因
なんと下図赤丸に示すブッシュが無くなっていた。劣化して割れ落ちたのか、15年前の入手時点から欠品していたのかは定かではない。
元来リンクケージのガタは大きかったのだが前オーナーからその旨の申し送りもあったので調べてもいなかった。
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2、部品調達
最近はこの手の部品を取り扱う業者が増えたので入手にはあまり苦労しなくなったのは有難い。
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3、組み込み
当然のごとく専用工具が必要になったが、代用品(ボルト、ナット、大型ワッシャー、大型スパナの組み合わせ)で対応した。
折角なので歪みも修正し、錆止めも実施。
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4、取り付け
簡単な作業だがスペースが狭いので時間はかかる。マイナスドライバーを入れるのに30mm位のスペースしかないので、マイナスビットの先端を使い6mmスパナで回すのだがとにかく狭く思うように作業できない。
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5、試運転
予想はしていたもののバックランプが点灯しない。そうこうしているうちにスターターモーターも回らなく成った。「Pレンジ」でもインヒビタースイッチが作動している様子。
再度ジャッキアップして狭いスペースのネジを調整する羽目になった。

6、結果
シフトコントロールの操作性は格段に改善されたので苦労した甲斐あり。

以上。



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