クーラーコンプレッサーのシャフトシール交換(2018/3/17-19) [空調関係]
ゴルフからの帰路、暑かったのでクーラーを作動させたら案の定全く効かない。
例年のことだが冬の間に冷媒が抜けてしまうみたいだ。
いつもなら冷媒を補充して1シーズン誤魔化すのだが、前回のオルターネーター交換の際にコンプレッサーシャフトからの漏れが想像以上に酷いのがわかっていたのでシャフトシールを交換することにした。
ここはずーと気になっていたのだが部品が入手できず、ほぼ諦めていた経緯があるが今回偶然にヤフオクで見つけた。
<調達品>
シール構造がわからないので、これが適合するのか多少の不安もあったがチャレンジすることにした。(調達費=4,750円)
<分解-1>
クラッチプーリーの取り外しは経験済みで工具も揃っているので難なく終了。
1、下側にあるオルターネーターにオイルが掛かるのを防止するために入れておいたウェスがオイルまみれになっている。
2、洩れた痕跡がハッキリ残っている。
<工具調達>
しかしシャフトシールカバーの取り付けネジが1/4サイズのインチネジで、流石にこのサイズのレンチは手許に無く6mmのスパナを加工してトライしたが頭を舐めてしまいそうなので作業中断しソケットを調達することにしたものの、近くのホームセンターにはインチサイズのスパナも、ソケットも全く無し。
店員さんにきいたら最近は販売実績が全く無いため在庫を止めたとの事。
仕方なくモノタローに発注することになった。
この時点でクラッチプーリーのガタが想定以上に大きくなっているのも分かったので一緒に発注した。(サイズ確認したら流石にこの辺のベアリングは汎用品を使っていた)
3、ベアリングサイズ
NSKの6206Vの刻印がある。
4、調達した部品と工具
ベアリング:NSK6206VV=543円
(参考: 定価=1,544円、ちなみにベンツの箱入りになると9,000円)
ソケットレンチ:TONE 1/4インチ=573円
<分解ー2>
工具が揃えば簡単である。
但しシール構造を確認しながらの分解なので工程毎に撮影しながら慎重に進めた。
5、以下は工程毎の写真だが詳細解説は省略する。
<組み付け>
6、構造が分ってしまえば作業は問題なく進んだ。
7、現車には装着されていなかったダストカバーの取り付け。
<オイル注入>
ウェスの汚れ具合から目見当で約20cc追加。
8、旧いレシプロなのでこの辺の容量はあまりシビアでないのが助かる。
<ネジ加工>
前回分解した時に一箇所のネジがバカになる寸前だったのを思い出して確認した。
9、完全にダメになっていた。
10、インチサイズネジはM8より少し細かったのでM8タップで追加工して誤魔化すことにした。
当該ネジはサクション側なので多少は融通が利くと判断した次第。
<完成>
当日は気温が低かったのでガス充填はもう少し暖かくなってからにした。
以上。
例年のことだが冬の間に冷媒が抜けてしまうみたいだ。
いつもなら冷媒を補充して1シーズン誤魔化すのだが、前回のオルターネーター交換の際にコンプレッサーシャフトからの漏れが想像以上に酷いのがわかっていたのでシャフトシールを交換することにした。
ここはずーと気になっていたのだが部品が入手できず、ほぼ諦めていた経緯があるが今回偶然にヤフオクで見つけた。
<調達品>
シール構造がわからないので、これが適合するのか多少の不安もあったがチャレンジすることにした。(調達費=4,750円)
<分解-1>
クラッチプーリーの取り外しは経験済みで工具も揃っているので難なく終了。
1、下側にあるオルターネーターにオイルが掛かるのを防止するために入れておいたウェスがオイルまみれになっている。
2、洩れた痕跡がハッキリ残っている。
<工具調達>
しかしシャフトシールカバーの取り付けネジが1/4サイズのインチネジで、流石にこのサイズのレンチは手許に無く6mmのスパナを加工してトライしたが頭を舐めてしまいそうなので作業中断しソケットを調達することにしたものの、近くのホームセンターにはインチサイズのスパナも、ソケットも全く無し。
店員さんにきいたら最近は販売実績が全く無いため在庫を止めたとの事。
仕方なくモノタローに発注することになった。
この時点でクラッチプーリーのガタが想定以上に大きくなっているのも分かったので一緒に発注した。(サイズ確認したら流石にこの辺のベアリングは汎用品を使っていた)
3、ベアリングサイズ
NSKの6206Vの刻印がある。
4、調達した部品と工具
ベアリング:NSK6206VV=543円
(参考: 定価=1,544円、ちなみにベンツの箱入りになると9,000円)
ソケットレンチ:TONE 1/4インチ=573円
<分解ー2>
工具が揃えば簡単である。
但しシール構造を確認しながらの分解なので工程毎に撮影しながら慎重に進めた。
5、以下は工程毎の写真だが詳細解説は省略する。
<組み付け>
6、構造が分ってしまえば作業は問題なく進んだ。
7、現車には装着されていなかったダストカバーの取り付け。
<オイル注入>
ウェスの汚れ具合から目見当で約20cc追加。
8、旧いレシプロなのでこの辺の容量はあまりシビアでないのが助かる。
<ネジ加工>
前回分解した時に一箇所のネジがバカになる寸前だったのを思い出して確認した。
9、完全にダメになっていた。
10、インチサイズネジはM8より少し細かったのでM8タップで追加工して誤魔化すことにした。
当該ネジはサクション側なので多少は融通が利くと判断した次第。
<完成>
当日は気温が低かったのでガス充填はもう少し暖かくなってからにした。
以上。
コメント 0