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サンルーフ渋りの原因&対策(2023/3/12-13) [外装関係]

前回からの続き。作動渋り原因究明とと対策の記録です。

1,可動部の構成
車体側のガイドレールを下記構成のスライダーが前後する仕組みなのは判明した。
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開き始めのチルトダウン、閉じ最後のチルトアップを担当するのが以下の構成品。
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2,渋り原因究明&対策
最小限のスライダーのみを仮組して作動確認した結果はNG。
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極端に動きが悪くなるポジションを重点チェックした結果、強い当たり痕を発見。
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前々回の調査ではルーフの下に隠れていて発見できなかった所。
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原因は樹脂製スライダーの摩耗かヘタリにより、金属部分の逃げ不足が発生し、本体に直接擦れていた為と判明した。
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明らかな摩耗が確認できる程なので動き憎いのも当然か!
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本来の対策は部品交換だが、供給があるとも思えないので、当たり発生部を研削することで対策した。
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3,再組立て
この際なのでスライドルーフの錆止めを実施して、
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代用品でシールゴムを作成し
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遮音、遮熱用シートを貼り付けて
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本体に装着して完成。
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4,作動確認
開閉速度は遅いが途中での引っ掛かり感は解消した。
この車両はパワーウインドウの昇降速度もこの程度なので、当時の実力なのかも!



5,天窓からの眺め
翌日から連泊ゴルフがあったので、途中ベイブリッジの支柱を見上げてみた。

帰路は「要人来日対応」で渋滞中の首都高向島線からスカイツリーを撮ってみた。
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<所感>
フルオープンでの走行は爽快感はあるものの、スピードが上がると風の巻き込み騒音が酷くなるので、実用的には50km/h程度が限界かも。
装備品が正常に作動するようになった満足感はある。・・・が、出番は殆ど無さそうである。

以上。

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